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閲覧数順 2017年10月18日更新

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マイナス金利導入の今こそ資産配分の見直しを!!

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ファイナンシャルプランナーの久保逸郎です。

先月24日に石垣島マラソン(フル)に参加してきました。
ちょうど39年振りという大寒波が沖縄を襲っていて本土並みに寒く、しかもレース中の最大瞬間風速が19.4メートル(八重山毎日新聞より)という強風で、時折雨が降る悪天候でした。
ほとんど練習をしないで挑んだので「今回はハーフ位走れれば上出来」という気持ちだったのが、ついつい体育会系の根性だけで走ってしまいました。
ラスト7㎞でペースを上げてなんとか制限時間59秒前にゴールに辿りつきましたが、無理がたたって酷い筋肉痛と、風邪に先週一杯苦しみました。
3年振りのフルマラソン完走の代償は大きかったですね。 


そんな苦しんでいる時に入ってきたサプライズなニュースが、日本銀行が1月28日・29日に行われた金融政策決定会合で、我が国では初めて「マイナス金利」の導入を決めたことです。
これは金融機関が日銀当座預金(金融機関が日本銀行に預ける口座)に預けているお金の一部に対して、付利として0.1%の利息をつけていたものを、2月16日以降はマイナス0.1%にするということで、今後私達の生活にも影響が出てくるものと思います。


1、「マイナス金利」の導入で融資や資産運用に資金を回す

この「マイナス金利」が導入された背景としては、日本銀行は黒田総裁就任直後の「異次元緩和」とも言われた金融緩和策実施以降、国債を大量購入して年間80兆円のペースで市場に供給する資金を増やしています。
しかし、その一方で民間の資金需要は弱く、また、リスクを取れない金融機関の融資姿勢などもあって、金融機関の貸出等は思ったほど伸びず、資金が日銀当座預金のほうに戻ってきてしまう傾向が見られました。


金融機関側からしてみれば日銀当座預金に預けていればリスクを取ることなく0.1%の利息がもらえ、現在の0.02%(三菱東京UFJ銀行、2016年2月1日現在)との差で一定の利ザヤを稼ぐことができました。
しかし、今回2月16日から預け入れる資金に対してはマイナス0.1%が適用されるので、金融機関としてはむしろ日本銀行に対して手数料を払うことになってしまいます。

そのため日本銀行は「マイナス金利」の政策を導入することによって、半ば強制的に金融機関がこれまで以上に融資や資産運用のほうに積極的に動くように仕掛けたのです。


2、マイナス金利の私たちの生活への影響

それでは私達の生活にはどのように影響が出てくるでしょうか?
「マイナス金利」は日本銀行と金融機関の間の金利で、けっして個人が銀行に預けた時の金利がマイナスになるというわけではありません。
しかし、マイナス金利の導入を受けて早速長期金利が初めて0.1%を割り込むなど下がり始めています。
今後さらに低金利化が進み、しばらくの間はこれが定着する可能性があります。

住宅ローン・自動車ローンなどの借入金利が下がるのは生活者にとっては嬉しいことかもしれませんが、金利低下の影響で終身保険や養老保険・学資保険などの予定利率が下がるなど、貯蓄性の金融商品の魅力は失われていくと思います。


その一方で、「マイナス金利」の導入を受けて銀行以外のセクターの株価が急上昇したように、株式市場やREIT(リート)市場などにとっては今回の決定は大きなプラス材料です。
金融機関が民間企業に対して積極的に融資を行うことは景気の上昇につながりますし、また、資産運用に力を入れることは株式市場やREIT市場に向かう資金の量が増えることにつながるので、これらにとっては大変なフォローになるはずです。

 「マイナス金利」の導入で債券の金利水準の低下が進むことが予想される一方で、株価やREITのようなリスク資産にとって追い風であることを踏まえれば、個人投資家の皆さんはリスク資産のウエイトを少し上げるなど、今回の「マイナス金利」の導入を踏まえた資産全体の配分(アセットアロケーション)の見直しを行ったほうが良いでしょうね。

 

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