わかったフリをするリスク - 体の不調・各部の痛み全般 - 専門家プロファイル

有限会社 木村爽健 代表
東京都
鍼灸師

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対象:体の不調・各部の痛み

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わかったフリをするリスク

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「Do you understand ?」わかりましたか?
「イ、イエス。」内容が半分もわからずに知ったかぶりをして、ぼられたり、道に迷ったり、問題が解決せずに失敗することがありました。
20年前の話ですが。
日本だと知ったかぶりで誤魔化すことができますが、海外一人旅だとその誤魔化すことが致命傷になることもあります。
当時、知ったかぶり気味だった私は、一人旅で知ったかぶりはシャレにならないと気づきました。
しょうもないわかったフリをやめて、わからないからもう一度教えてくれ。
それはこういうことか?
そうやって、恥ずかしさを捨てて聞くようにしました。
そのおかげで、値段をふっかけられそうな時や道に迷った時も、問題を解決できるようになりました。
もちろん、何回も聞き直すと嫌な顔をされることもありましたし、英語で話すときは少し攻撃的になるクセがついてしまいました。
10,20代の頃はこういう変なプライドを持ってしまう時期があります。でも、今の年齢になって思いますが、知ったかぶりってバレますね。
少なくとも今の私は、相手が知ったかぶりかどうかはわかることが多いです。
わからないことをわからないと素直に言えば、教えてもらえるかもしれないのに、知ったかぶりすると教えてもらえません。
せっかく新しいことを知れる機会なのにもったいないです。
また、相手に見透かされて評価が下がることもあります。
特に専門分野で、知らないことを知らないというのは勇気がいりますが、その時に勉強すれば相手と同等になれます。
わかったフリはやめたほうがいいです。
ただし、何も考えずにわかりませんばかりいう人は、バカな奴、指示待ち人間だと相手にしてもらえなくなりますから、気をつけたほうがいいですね。

写真は、グーグルのふりした詐欺メール。知ったかぶりせずに、こんなメールがきたら詳しい人に聞きましょう。

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(東京都 / 鍼灸師)
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