デジタルマーケティングの未来

皆さま、新年あけましておめでとうございます。

環の小坂です。

今年は実家のある名古屋に帰り、1月1日夜の夜行バスで東京に戻り、

そのまま仕事をして、秩父宮に行ってという毎年同様の動き方をして、

1月4日の始業を迎えました。

ところで、2016年はどんな年になるんでしょうか？

「デジタルマーケティングは一般化した」

「これからはＩｏＴだ」

「マーケティングオートメーションが流行る」

「ビッグデータの活用時代」

などなど色々なことが言われています。

果たしてそうでしょうか？

実態は違うと思います。

私の周囲にいる同業界の人、それ以外の人を比較すれば一目瞭然です。

「デジタルマーケティング格差」はますます広がっています。

弊社が主力業務にしている「ウェブ解析」

これも一部の人しか活用していないのが現状です。

広告代理店等、ウェブ以外を主戦場にしていた人たちに浸透している一方で、

一般の人にはほとんど縁がない。

そんな風に感じます。

ウェブ解析を生業にしている私のようなものからすると、

「ウェブ解析のコンサルがいない会社は、顧問弁護士・税理士がいないぐらい危険」と思いますし、

「社内にウェブ解析士がいないなんて、マーケ機能や経理機能がない会社と同じ」

という印象を持ちます。

しかし、大半の会社は、少なくとも意識の中では、ウェブ解析やデジタルマーケティングとは無縁の世界にいます。

マーケティングオートメーションなんかも、言葉を唱える人や組織は多いですが、

まともに運用できているところは少ないです。

データでヒントを得る、データで方針を決める、データで営業をする。

こう書くと大半の企業がそうだと思いますが、

これを

ウェブデータでヒントを得る、ウェブデータで方針を決める、ウェブデータで営業をする。

と変えただけで、1万分の１ぐらいに減ると思います。

友人と話をしていても、Googleアナリティクスは入っているけど、

という人は多いですが、「見ていない」人が大半ですし、

そもそも入っていることを知っていればいい方です。

業界にいると見失いがちですが、「まだまだ一般にウェブ解析の力をしてもらう」フェーズは終わっていません。

私の今年2016年の抱負としては、ウェブ解析の力を知ってもらうこと、を掲げたいと思っています。

もちろん弊社の主力事業であるウェブ解析ツール「シビラ」やウェブ解析コンサルティング、

ウェブ解析士の販売に繋がればいいということはありますが、

皆さんに儲かってほしい・楽してほしいという想いも強いです。

今年もよろしくお願いいたします。