前回は私の今年の目標の一つに「再度の食生活の見直し」というものがあるとお伝え致しましたので、
今回はその流れから、「個々の食べ物の種類により、その消化から来る内臓の健康状態が体のライン(プロポーション)と心に大きく影響している」というお話をさせて頂こうと思います。
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そういう事がとても分かり易く書かれている私が好きな本に、カノン小林さんの著された「まくろ美 美人」という本があります。
今回はその目次をご紹介致しますので、興味がある方は是非購入されて読んでみて下さい♫
(マクロビオティックに関する本は色々出ておりますが、その中でも彼女の書かれた本は読み手にとても分かり易く書かれていると感じます♫)
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「まくろ美 美人」 カノン小林 著 (文芸社)
Part 1「マクロビオティックとの出逢い ~まくろ美 美人になるまで~」
① 一年間で別人のように
② よく噛んで玄米を食べることが美しさの近道だった
③ 生まれた時から真っ赤なアトピーだったの
④ 生理痛・子宮内膜症が改善
⑤ 破滅型人生が一転した
⑥ ブス・デブ娘が一転して夢のシンデレラに
⑦ 夢が次々と現実になる人生
Part2「からだ美人になる」
① 食べ物は肌に表れる
② 食べ物は顔の造形に表れる
③ 食べ物は体形・腕や脚の太さを決める
④ 食べ物は爪や髪に表れる
⑤ 食べ物で髪の生え方が変わる
⑥ からだの硬さにでる食べ物 ー 食べ物は筋肉のコリ・関節の硬さに表れる
⑦ 足・腰や身体を重くしているのは食べ物
⑧ 頭の冴え・目の輝きを決めるのは食べ物
⑨ 食べ物が風邪をひきやすくしている
⑩ キュートな口もと、セクシーな唇を作るのは食べ物
⑪ 目元・目のまわりに表れる食生活
Part3「こころ美人になる」
① 食べ物が他人をうっとうしいと感じさせる
② 食べ物は引きこもりを軽くする
③ 小言・悪口を言わせる食べ物
④ 食べ物が、イライラ、怒らせる
⑤ 興奮やオーバーハイを静める食べ物
⑥ 食べ物が「心配性」「取り越し苦労性」を起こす
⑦ 食べ物が「猜疑心(ねたみ・うたがう心)」を強くする
⑧「涙もろさ」「悲しみ」「淋しさ」をつのらせているのは食べ物
⑨「何でもスグとびつく」「すぐあきる」は食べ物からもくる
⑩「我慢できない」「すぐキレる」心をつくる食べ物
⑪ 食べ物が「自信」「確信」を育てる
⑫ 食べ物で「気が弱い」「恐がりや」を変える
Part4「すっきりラクラク人生じょうず」
① 肩こり
② 過食
③ 頭痛
④ 不眠
⑤ 冷え性
⑥ 手足のしびれ、関節痛
⑦ 身体のだるさ
⑧ めまい
⑨ 便秘
⑩ もの忘れ
⑪ 気力がわかない
⑫ 生理痛・生理不順
⑬ 花粉症・アトピー性皮膚炎
⑭ 吐き気
⑮ 頑張らなきゃいけない時のコツ
Part5「食べ方じょうず」
① 何を食べないかは、大切
② マクロビオティックな標準的食べ方のポイント
③ どんなものを食べるかも大切
④ 食べ物ってナニ?
⑤ 生きものって何からできてる?
⑥ 白米と玄米
⑦「火」の話
⑧「水」の話
⑨ キッチン用品について
⑩ 料理上手になろう
⑪ 季節によって料理法は変わる
⑫季節によって食べ方を変える
⑬「いただきます」をしていますか
⑭ よく噛むと小食になって経済的
⑮ 歯と胃腸は大切に
⑯ マクロビオティックな生活は人や地球にやさしい
以上が、「まくろ美 美人」の本の目次のご紹介でした♫
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ちなみに私はこの他にも、このカノン小林さんの恩師でもあるという久司道夫氏(マクロビオティックの国際的権威者)の著されたマクロビオティックの本も多数読んでおりますが、
★パンやクッキーなどオーブンなどで堅く焼き締めた小麦粉製品を摂り過ぎると、唇が荒れたり足に魚の目ができたり関節を固くさせる。
★ジュース(野菜や果物100%のもの含む)や果物の摂り過ぎは視力を低下させ、又三半規管(さんはんきかん)に影響を与えるのでめまいを起こさせる原因となる。
★乳製品を摂ると骨粗しょう症になったり、婦人科系の病気や前立腺の病気になる。
など、自分がその様な症状を感じ始めた時に本に書かれている食品を断ったら、その都度見事にその気になる症状が改善されましたので、
私は「マクロビオティックの本に書いてある食べ物と身体との相関関係は全て本当だ!」と体感から理解できている一人だと思います( ・・) ~ ☆彡
(私の場合、陰性の強いコーヒーを飲むとすぐ抜け毛が増えるというのも経験済みですし、止めたら髪質が昔の様にしっかりと太くなり、又現在おでこに産毛が生え始め日増しに濃くなっております♫)
…で、今回何故私が「再度の食生活の見直し」が必要だと感じたのか?というのは、
実はここ数年間自分の身体がどことなく重くなり、気分も動きもどことなく緩慢になった時期が続いて、数か月前に少し食生活を改善したら体が活性化したのですが、
それでもまだ組織を弛ませる陰性の食品を、どうもまだ私は摂り過ぎているのではないかと感じているからなのです。(かなり大雑把に自己流にやっておりましたからねぇ~)
(^^;
その組織を弛ませる食品として、マクロビオティック的に私が自分で摂り過ぎたのではないかと考えられるのは、
★トマト・ナス・ピーマン・ジャガイモなどの陰性の強い野菜の摂り過ぎ
★お酢・植物油(ナッツ含む)などの摂り過ぎ
★カフェインの強い紅茶に陰性の強いローズヒップやハイビスカスなどのハーブをブレンドしたものの常飲
★ドライフルーツの摂り過ぎ
★紅茶や穀物コーヒー(コーヒーの代用品)に入れる豆乳やハチミツの常飲
★炭水化物の摂り過ぎ(身体に良い玄米も摂り過ぎは良くない)
★タンパク質(豆腐・豆乳・豆類・魚介類)の摂り過ぎ
(※マクロビオティックでは炭水化物とタンパク質を摂る割合の決まりがあり、タンパク質の摂り過ぎも又良くないとされています)
以上が、今回改めて自分で見直し分析した私の食生活のチェックになりました。
(^^;;
勉強しているつもりでも、根が食いしん坊の私はついつい自己流になっていて、そのなかでも特にマクロビオティックでは良くないとされているハチミツ(単糖類)をお茶に入れて飲む事が習慣になっている事と、
タンパク質の割合が多めになっていたり、ナッツ類(摂り過ぎは油脂の摂り過ぎになる)を摂り過ぎている事が一番いけないのではないかと感じました。
(・。・;
この年末年始に恩師の為にマクロビオティック医学書を開く事になった事が、改めて自分の食生活を今一度改めてチェックする事にもなり、「自分の為も良かったのかなぁ?」と感じるこのお正月ですが、
「人に勧めるには、まず自分がちゃんとしたものを実践しないとねぇ!」というのも自分の中では大きい気が致します。(早速、昨日からハチミツ断ちを始めております♫ 笑)
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美味しそうな玄米おむすびですねぇ!食べた~い♫ (笑)
(*^^*) ~ ♡
私は本来あまり好き嫌いは無く(苦手なものはウナギとパクチー、そして生ものぐらい?)、玄米をとても美味しいと感じる味覚を持ちますし(日頃何を食べているかで味覚は変化すると言いますね?)、
肉食(鶏肉含む)を始めとする動物性のもの(魚介類・卵・チーズなどの乳製品等)や小麦からできた食品を立て続けに摂ると、私の体はとても敏感なのですぐ体が重くなったり硬くなったり鼻水が出たり、常食するとどこかに軽い痛み等の不具合を覚えたり致しますから、
やっぱり玄米菜食(マクロビオティック)風の食生活は私に合っているのだと思います♫
(^^♫♫♫
でも私の様に自己流にやってしまうと(若い時とは違い体質も変化して来ておりますから)、身体が緩み過ぎて元気が無くなったりするのだろうというのが、最近「食」を改善して自分が感じた事なので、
今年は改めて、より「キチンとしたマクロビオティックを実践してみたい(※勿論自分の体の声に耳を傾けながらですので、ガチガチにはし過ぎないと思いますが)」というのが、私が楽しくワクワクする自分の目標の一つです♫
(*^^*) ~ ✿✿✿
身体が軽いと
「立っている事が疲れず気持ちが良い♫」
「歩くと身軽で気持ちが良いのでスキップしたくなる♫(笑)」
「必要な時にすぐダッシュできる身体」
というものが維持できますし、
何より
「身体が心地好いと心が優しくなれる♡」
「勘が冴える」
「行動的になれる」
というのが、マクロビオティックの持つ最高の恩恵ではないかと私は感じますし、
カノン小林さんは、この本の中で「マクロビアンのシニアにとって、加齢は素敵な出来事以外の何ものでもありません。それはむしろ人格の成熟そのものですから、大歓迎、ってわけです」と語っていらして、
これは若い頃から自分が感じている「老いも自然の一部」と捉える、ヨガ的な人間の観方と一緒で素敵だなぁ♡と私は心で感じるのでありました♫
( ・・) ~ ♡ ♡ ♡
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年