- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
特に、PCのハードディスクはデータを保存している部品であるため、一番壊れて欲しくない部品であるも関わらず、他の部品に比べて、故障する確率が高い部品です。
これは、PCにおいては、ほとんどの部品が電子部品で、非稼働部品であり、ハードディスクは稼働部品であるためと言われています。
特に、近年のHDDはとんでもない動きをしています。
自動車のエンジンの回転数は、4,000〜5,000回転も廻れば、レッドゾーンになっているものが少なくありません。
しかし、最近のHDDは10,000回転で回り続けています。
それだけ激しく動いている部品ですから、壊れないと思い込む方が間違いです。
そこで、万が一に備えて、バックアップをとっておく必用があります。
それも、できるだけ定期的に。
ところが、この定期的なバックアップというのが曲者です。
サーバと異なり、PCは電源を入れっぱなしにしているわけではありません。
ですから、夜間、人間が仕事をしていないときに、自動的にバックアップする という使い方はほとんどないでしょう。
電源を入れている時は、人間が使っている時で、裏でバックアップソフトが動いて、メインの作業の処理速度を遅くしてしまうというのは、できるだけ避けたいところです
そこで、私はノートンゴーストというソフトを愛用しています。
このソフトは、商用ソフトなので、費用はかかりますが、PCのバックアップ目的として考えると、上記で述べた課題を解決してくれるすぐれものです。
電源が入っているが、人間があまり使っていない時を見計らって、こっそりとバックアップをとってくれます。
また、世代管理をしてくれるので、過去にさかのぼって復元することができます。
データのバックアップだけでなく、システムのバックアップもできるので、システムのクラッシュがあった際に、OSのインストール等から始める必用がなく、先ほど使っていた状態まで復元できます。
個人利用PCのバックアップのことを考えるのであればお薦めです。
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岡本興一