職業に関する取材(中学生の夏休みの宿題)への回答 - 結婚式全般 - 専門家プロファイル

岡村 奈奈
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閲覧数順 2017年11月17日更新

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職業に関する取材(中学生の夏休みの宿題)への回答

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  1. 人生・ライフスタイル
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ブライダル

この夏、
中学生から夏休みの宿題として
興味がある職業について取材するという課題が出たと
メールをいただきました。

吹奏楽部に所属しているという女の子で
将来就きたい職業としてウエディングプランナーに興味をもっているとのことでした。

学校でどのくらい指導があったかわかりませんが
大学生や転職を考えている人からのメールよりよほど丁寧で、かつ答えやすいものでした。


私も中2でときめいた気持ちが今も変わらなくて、
あのころ考えたことをよく覚えているし、
出会った大人がよくしてくれたおかげで
夢や憧れに幻滅したことがないので、
この子がウエディングじゃなくても、希望ある未来に進むことを心から願います。


もうとっくに提出も終わって、評価も得ているころかと思うので
記念に(一部再編して)ここにも載せておきます。





> ①この仕事について何年になりますか
14年です。


>
> ②具体的にどんなお仕事をするのですか

結婚式をするカップルからの相談を受け、結婚式当日までの期間、全般にわたってサポートをします。
アイディアやプランを提案したり、手配をしたり、スケジュールの調整をしたり、日本や西洋の伝統やマナーについて教えたりします。
ウエディングドレスや着物、花、食事、ケーキ、音楽など、結婚式と披露宴のすべてに関わります。


>
> ③なぜこの仕事についたのですか

コンサートの「舞台裏」に興味があって音楽大学に進学しました。卒業後にコンサートの裏方の仕事を経て、ブライダルの舞台裏の仕事に就きました。
「女性が長く働ける業界であること」「裏方のプロになれること」「音楽が近くにある仕事であること」が理由です。


>
> ④この仕事につくためには、どんな資格や免許が必要ですか

なくても仕事はできますが、
私はお客様に安心していただけるように、ウエディングプランナーになってから、
ブライダル業界内の勉強会に参加して「国際ウエディングプランナー協会の資格(日本資格、英国資格)」や「日本ブライダル事業振興協会が認定するブライダルコーディネーターの資格」を取得しました。
そのほかには、ウエディングプランナーになる前に、色彩検定2級や着付けのインストラクター資格を取っています。
機材や衣裳の運搬が自分でできるので運転免許も持っていてよかったと思います。


>
> ⑤この仕事をしていて良かったと思うこと、つらい事は何ですか

良かったのは、
いろいろな職業や価値観をもったお客様と出会えるので、毎日が楽しく充実していること。
いつも周りに「笑顔」「拍手」「涙」があること。

つらいのは、いつも緊張感の中にあることです。
絶対に失敗が許されないし、代わりのきかない仕事なので、風邪やケガもできないと、いつも健康管理に気をつけて、緊張感のある日々を過ごしています。


> ⑥この仕事にはどんな人が向いていると思いますか
責任感がある人。
体が丈夫、または、健康管理がしっかりできる人。
人の喜びや悲しみを自分のことと同じか、それ以上に大事にできる人。
自分で考えて行動することができる人。
周囲の人を尊敬できる人。


>
> ⑦これからの夢は何かありますか

仕事ではいつも常に夢や目標を立てて、その実現のために努力しています。
今はもうすぐ発売する本の準備を頑張っていて、それが発売するとひとつ夢が叶うことになります。


>
> ⑧働くことや進路についてのアドバイスをお願いします

ウエディングプランナーやブライダル業界で働くためには、まず視野の広い人になることが必要です。
さまざまな価値観を受けとめ、共感し、さらに感動のある提案ができるよう、
広く色々なカテゴリーのお勉強をしておくことをおすすめします。

地理や歴史の知識、国語力、計算力、美的センスなどすべてがこの仕事に役立ちます。
また、国内外の旅行や「遊び」の経験がアイディアのヒントになるので、興味があることやそれ以外のことにも意欲的にチャレンジすることが大切だと思います。

私自身は好き嫌いがはっきりしているタイプで、文系と音楽以外の勉強はほとんどしなかったので
ウエディングプランナーになってから、西洋や日本の歴史をもっと勉強しておけばよかったと思う機会がたくさんありました。
ウエディングに関係することや歴史に関係ある場所に出かけたり、本を読んだりするようになってから「試験勉強で見たことがある名前だな・・・」など、中学校や高校の勉強の大切さに気がつきました。

高校は「英語科」で、中学高校とも英語の成績は悪くなかったのですが、それでも足りなくて、社会人になってから英会話教室に通ったので「もっと学校でまじめに勉強しておけばよかったな」と思いました。


長くなりましたが、最後に。
一番のアドバイスは「得意なことをもつこと」です。
1つでも夢中になれるものや、人に誇れる得意なものがあるという人は
どのジャンルの職業でも活躍しています。


私は今でも「音楽」が好きで得意であることはとても役に立っています。
中学校の吹奏楽部にときどき指導に行っていることは、
私のウエディングの仕事の「ヒント」がたくさんありますし、
話し方やいろいろな世代の人と交流をもつこと、
環境や背景が異なる人の価値観を知ること、知ろうとすることはプラスがたくさんあります。

音楽を通して、歴史や世界を知ったり、新しい友達ができたり、
音楽がなければ得られなかったチャンスをたくさん得ることができることは
私の何よりの強みだと思っています。


===

下書きフォルダに置いたままだったこの記事。

そうか、もうすぐ私の「夢」がまた一つ叶うんだ。

ちょっとかっこつけて言ったけど、やっぱりそれは「夢」だなと今思う。