感動系の話に気をつけよう - 体の不調・各部の痛み全般 - 専門家プロファイル

有限会社 木村爽健 代表
東京都
鍼灸師

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対象:体の不調・各部の痛み

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感動系の話に気をつけよう

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 昔の自分への反省もあってこの記事を書いています。
過去に名言とか感動する話にはまっていた時期があります。
確かに、感動する話というのは、疲れた時に癒しにはなりますし、元気になる話もあります。
名言もそうです。
誰々が言った名言という本もあるくらいですから、それなりに需要があるんだと思います。
もしかしたら、その話がきっかけで人生が変わったという人もいるかも知れません。
でも、そんなのはごくわずか、本当に割合でいったら少数です。
気をつけないといけないのは、感動系の話や名言にはまっている状態です。
そういう時は、依存心が強くなっていて何かにすがりたいとか、人生で心が弱くなるような出来事があった後といった、タイミングのことが多いです。
一時的にそういった気分を癒すために、感動系の話や名言を見るのはいいと思います。
でも、それが世の中の真実とか勘違いすると危険です。
ついてるといい続けろとか、そんな話もありますが、それは人によって違います。例えば、超ネガティブな人であれば、ついてると言って心の習慣を変えたほうが良いと思います。
でも、何とかなると言って、全く努力しない人やギャンブルでお金を稼ごうとしている人に、ついてると言ったらいいよと言ったら、破綻を早めるだけです。
よく考えたほうが良いと思うのは、感動系の話は滅多にないからもてはやされるわけです。
いつも起こることなら、わざわざ本にしませんよ。
また、感動系の話は、人生の一瞬を切り取っているだけの話が多いですし、見方が変わると全然感動できない話もあります。
名言をいった人も、よく調べるとロクデモナイ人間だったりして、全然生き方として参考にならない、なんてことはザラです。
読んじゃだめとは思いませんが、感動系の話にはまらないように気をつけましょう。

写真は、台湾奮起湖の遊歩道。霧が濃くて、街から数分しか離れていないのに不安になりました。
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