この世には、自分の経験不足から来る視野の狭さ故に「自分の正しさ」ばかりを主張する事にしか目が行かず、新しい事を学べなくなる人間というがおりますね~。
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前回のコラムでもお伝えした様に、そういう方というのは今まで自分が主張して来た事に執着するあまり、自分のそれまでの主張に沿う様にしか物事を解釈しない傲慢さが仇となり、
段々ご自分の主張される事が、表面的に辻褄を合わす事に必死にならざるを得なくなって来るという事。
そしてこの様な方達は、仰る事が「言い訳や論理のすり替え」、又はいつの間にか「以前主張されていた事が(人に分からない様にする狡猾さでもって)いつの間にか違って来る」「人から学ばず、人からのアイディアや知識を一夜漬けで盗む」という浅はかな事を選択なさる事になっており、
絶えずコロコロコロコロと主張される事がカメレオンの様に変わったり、辻褄の合わない奇異な主張に陥ったりするので、それはさぞや苦しい生き方であろうと感じるという事をお伝え致しました。
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何故この様に「心が頑な」になられる人達が多いのでしょうか?
それは「多角的に観る」という事ができない視野の狭さから来ているのです。
《 ゚Д゚》!!
自分の経験から得られた事実を根拠に、ご自分に絶対的な自信を持たれていて、ご自分の主張する事は「絶対正しい!」と主張なさる方達。
ハイハイ、誰もそれを否定している訳ではありません。
その方が経験なさった事実は、その方が人生の中で見た確固たる "一つの真実" である事には間違いがないからです。
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でも自分以外の人間も、それぞれ「自分独自のオリジナルな経験」というものを積んでおりますから、そういう「自分の経験のみを根拠にする "自分の真実"」だけがこの世の真実という訳ではないのですね。
感性が繊細であれば "想像力" というものがあるので、「それぞれに正しい」という部分があるという認識と共に、「それぞれの正しさは、全体の中の一部でしかない」という事も深く理解できるのですが、
いかんせん、この様なタイプの頑固者は頭が固すぎる故に、この様な「多角的なものの観方」というのができない様です。
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でもその様に他者の真実を認めず、自分だけが正しいと主張なさる「頑なさ」という重たい波動がその方の主張されるものに乗っかって来るので、その方の表現されるものにはあまり良い印象を持たれない事が多くなって来るという事は否めないかもしれません。
皆その様なものには、その方のエゴを感じる事から来る「不快感」か、道化師の様な「軽薄さ」しか伝わらない場合が多いからでありましょう。
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どの人間も「 "自分に取って" は、誰も間違った事はしていない」という真実がこの世にあります。
けれどそれと共に、私達が自分で思う "自分の正しさ" というものは「全体の一部でしかない」という謙虚な視野が必要です。
それが理解できる人は、誰とも争わないし比べないのです。
それは他者へ対して「相手の個性を尊重する」という事ができる "成熟した人" であるという事です。
そしてこういう方を私達は「自立した大人」、或いは「本物の愛の在る人」と感じるのです♫
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私自身も「自分の経験から得られた "自分の真実" 」を大事にしながら、自分では経験できない「他の方の経験から得られた真実」というものへは、絶えず心をオープンに学ぶ姿勢は忘れたくないですし、
かと言って「何でも有り」という様な曖昧さや誤魔化し、或いはその方が気付いていないものから来る「偽善」や「正しくない理解」というものまで黙認受容するという事は、自分の中では選択したくはありません。
何故ならそういうものは結果的に、全体に良くない影響を与えてしまう事に繋がるからです。
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エゴから主張なさるものは、その論理が矛盾だらけでいつか必ず破綻してしまうものですし、
全体の中の「一部」である自分の学んだものが真理であれば、「他者の真実を学ぶ事」を拒否する必要も怖がる必要も、ましてや敵視する必要も無いはずだというのが、私の本物を方を見分ける時のポイントでもあります。
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自分も含めて、いつだって人間は「学び直せる」訳ですし、学ぶという事は「人の経験した真実も、又正しい」と思えるものが増えるのですから、その方が断然心身共に健康で自由で楽しい生き方になりますね♫
(^^♫
どんよりとした曇り空も、写真になると実際とは違う、
写真独自の美しい色の世界に変わるのが面白いですねぇ♫
(^^♪
このコラムの執筆専門家
- 大園 エリカ
- (東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
- 舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
natural & elegance
長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年