- 上津原 章
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
- 山口県
- ファイナンシャルプランナー
-
0820-24-1240
対象:家計・ライフプラン
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
- 吉野 充巨
- (ファイナンシャルプランナー)
今日は、10年前の急激な円高についてお話します。
1998年の9月、国際金融市場で一大事件が起きました。その前に、当時の日本の状況についてお話しします。為替相場は1ドル=140円前後。米国の10年国債は金利が6%弱でした。外国債券に投資する投資信託は爆発的に売れ、外貨預金が脚光を浴びるようになりました。
当時、外国債券の投資信託は米ドル建てが大半でした。高い利回りを求めて、格付けの低い債券を組み入れた投資信託も登場しました。これらの中には毎月60円〜70円の分配金を出し、為替差益も含めると利回りが10%を超えるものもありました。
テレビのワイドショーの中でも、外貨預金を勧める人が現れました。当時の日本のひ弱な経済状況から、もっと円安が進むと思っていた方も少なくありませんでした。
そんな状況の中で、国際金融市場の一大事件、ヘッジファンドLTCM(ロング・ターム・キャピタル・マネージメント)の破綻が起こります。
世界中の株式市場が数日間にわたり暴落しました。特に銀行株の暴落はすさまじいものでした。加えて、1ドル=140円の為替相場は、1週間もしないうちに105円前後まで円高が進みました。35円の為替差損は、現在の金利だと利子で穴埋めするのにおよそ10年かかります。
私が投資した株も無傷ではありませんでした。頭を抱えてしまい、数日間仕事に身が入りませんでした。投資にはリスクがあると頭でわかっていても、実際に起きたときのショックは味わってみないとわかりません。
この事件は、当時の米国FRB議長グリーンスパンが被害にあった金融機関への特別融資を敢行し、収束しました。世界全体の株価も数ヶ月で元の水準に戻りました。
この事件に乗じて株式投資をされた方は、1年もたたないうちに大きく儲けることができたでしょう。ただ、大きく儲けるためには、欧米の名だたる銀行が倒産し株がさらに大きく下がるといったリスクも覚悟しなければなりませんでした。
あなただったらこんな時どうしますか。
今のタイミングで株や投資信託を買うことも、何もしないことも、売ることも、どちらも正解です。でも、私の気持ちとしては、未来を信じてみたいです。
このコラムの執筆専門家
- 上津原 章
- (山口県 / ファイナンシャルプランナー)
- 上津原マネークリニック お客様相談室長
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