牛乳1日三杯以上で骨折リスクがあがる? - 体の不調・各部の痛み全般 - 専門家プロファイル

有限会社 木村爽健 代表
東京都
鍼灸師

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対象:体の不調・各部の痛み

関村 順一
(鍼灸マッサージ師)
みかん
(人体調律師 ・ 鍼灸マッサージ師)

閲覧数順 2017年11月18日更新

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牛乳1日三杯以上で骨折リスクがあがる?

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「大人になって、乳を飲む生き物は人間以外にいない。」
昨日、錦織選手のテニスを見た後、「試してガッテン」が放送されていたので、惰性で見ていました。
すると、下痢をする原因として糖の話をしていました。
糖というのは、私たちが生きていく上で必須の成分です。この糖を元に、酸素呼吸によって、細胞が動くエネルギー源ATPが作られます。
ただし、糖にはたくさん種類があります。
そのたくさんある糖を分解して、体で吸収できる大きさにして吸収するのが、小腸の働きです。
「試してガッテン」でも言ってましたが、小腸が糖を分解するためには、それぞれの糖に対応したハサミがあります。
その中で、日本人は特に牛乳や乳製品の糖を切るハサミが、6歳くらいには刃こぼれして切れ味が落ちています。
そうすると、分解されないで大腸に運ばれるので、大腸は「まだ分解されてないものがきた、じゃあ水分を与えよう。」という反応を起こします。
これが下痢の原因となります。
本来、大腸は水分を吸収する場所ですが、運ばれてきたものの状態によって反応が変わるのです。
お腹が弱いという方は、牛乳とパンという糖の組み合わせが最も下痢になる可能が高いので、朝食べないほうが良いです。
もちろん、糖を分解するハサミが弱っていなければ、この組み合わせでも大丈夫な人はいます。
ところが、そもそも牛乳が健康に良いかという根本的な問題が出てきています。
牛乳を1日三杯以上飲む人は、1日一杯以下の人より骨折が多く、寿命も短い。
こればスウェーデンで20年間女性6万1000人、11年間男性4万5000人以上を対象とした大掛かりな観察記録の結果です。
男女ともに牛乳が体に良くないというのは同じでしたが、女性のほうが牛乳の悪影響が強かったようです。
女性は1日三杯以上牛乳を飲むことで、死亡率90%、股関節骨折60%、骨折全般15%アップしたということです。
では、どうしてこんなことが起こるのか?
どうやら牛乳を飲むと血液の中では、急激にカルシウム濃度があがります。
そうすると、体はカルシウムが体内に余分にあると勘違いして、血液の中のカルシウムをどんどん体の外に出してしまいます。
これでカルシウムが失われ、骨折しやすくなるようです。
また、牛乳に含まれる糖の中に老化を促進するものがあり、寿命が縮まると考えられています。
日本でもアレルギー成分として、乳製品が入っているかを表示するようになりました。
ちなみにアトピーも乳製品が原因ではないかと疑われています。
最初にお話しした通り、牛乳の乳糖を分解できないと、大腸は水分を出してしまいます。当然腸内環境は乱れます。
腸内では、悪玉菌が増えやすくなりますから、免疫機能に異常が出て、アトピーになる可能性も高まる、という内容のようです。
私も、学生時代毎朝牛乳とヨーグルト、喉が乾いたら牛乳みたいな生活をしていたので、毎日下痢気味、オナラがよく出る、虫歯が多い、といった経験があります。
親も気付かないで、良いものだと思って出していたのですが、社会人になって牛乳をやめた途端、下痢はなくなるという衝撃体験してから、飲んでいません。
もちろん、カフェラテとか、チーズケーキなどで乳製品をとることはありますが、直接飲む量と頻度で言えばかなり低いです。
私は乳糖を分解できない体だったんでしょうね。
別に牛乳を飲んではダメです、とは言いません。
でも、たまに飲むくらいが良いんじゃないかと思います。
大腸弱っている方は、日本人の場合は特に乳製品やめたほうが良いですね。
私も親が乳製品の働きを知っていたら、子供時代にそんなに虫歯や下痢で困らなかったのにな、と思います。
写真はヒマラヤ、アンナプルナ山系プーンヒルの朝日です。

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