建てる家の構造を見学するイベント名称です(そのまんま(苦笑)ですが)。
一般的には、外の仕上げ工事前で、内部は、内部のボードを張る前に
する場合が多いです。その際、断熱材を見れる事もありますし、その工事前の
時もあります。皆さん、工事業者さんの工事の工程に合わせて開催します。
明日は、弊社でも、構造見学会が有ります。
ほぼ毎月イベントを開催していますので、お客様に家づくりに対しての姿勢を
ご覧頂く事が出来ます。
依頼先を決める一つの目安として、イベントを頻繁にしている会社、
特に、構造見学会や建てている途中を見せてくれる会社は信頼が有ると言っていいと思います。
完成見学会は、有る意味、本当に大切な構造や断熱、屋根裏、床下などは、
なかなか見る事が出来ません。
人でも一緒です。下着や見えないところにおしゃれをしている人は本当の意味でおしゃれな人。
外見だけ出なく、見えないない心や内面を磨いている人は、本当の意味で魅力のある人
だと思います。
人間も家も一緒です。手掛けるのは人であり、心です。
そのつくる過程を知らずとして、外見だけで判断しては大変なことになります。
建築基準法は、最低ラインの住まいや建築の基準でしかありません。
(まさに建築基準(苦笑))
基準法ぎりぎりのラインで建てられた住まいがどれだけ耐震性に優れているのか?
性能が優れているのか?しっかり施工されているのか?疑問が残ります・・・。
そう言った意味で住宅の品質確保の促進に関する法律も制定されましたが、
皆様ご存知の通り、それらが義務にもかかわらず守らない業者があとをたたないため、
来年、瑕疵担保履行法が施行されるに至っています。
このプロファイルのQ&Aでも、多くの方がその事に関して疑問を持たれているとが
良く分かります。
瑕疵担保履行法は、目に見えなくなる、構造体(主要構造部)、雨漏れ(雨水の浸入)について、
10年の瑕疵担保責任を建てる側に履行させる法律です。
裏を返せば、構造体、雨漏れに対して、瑕疵がどれほど多いのかという事になります。
だからこそ、展示場やモデルハウスに足を運ぶ事も必要ですが、
それ以上に、構造見学会に足を運んだり工事途中を見る必要があります。
ぜひ、皆さん!構造見学会を開催している現場に足を運んでください!
あなたの目で、その会社が、見えない部分まで手を抜かず、愛(苦笑)を持って
家づくりに取り組んでいるか、すぐに分かります。
どこで建てたらいいか?分からない?
そう思ったら、構造見学会です。
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このコラムの執筆専門家
- 浜田 肇一
- (福井県 / 工務店)
- 濱田建設株式会社 代表取締役専務
パッシブZEHで、エコで長期に快適に暮らせる住まいを
福井県・滋賀県近郊で、パッシブデザインのZEH住宅を手がける設計工務店です。時を経てライフスタイルが変化しても、各空間の用途を自在に変えられるのが大きな強み。自然エネルギーも最大限に活用し、低コストでエコな暮らしをサポートします。
0770-22-0283
「見学会へ行こう!」のコラム
今週末構造見学会を開催いたします!(2009/10/27 13:10)