
- 宮本 陽
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年に一度くらい、トドメの一撃のようなご質問を受けることがある。
「何を撮ったら良いか判らない。どうしたらいいでしょうか?」と。
回答に困るワーストワン、といった感じだろうか。
カメラ操作には楽しさを感じているし、既に実際に撮影の楽しさも体験した人が陥る罠かもしれない。
風景を撮ってみた。料理を撮ってみた。お花も撮ってみた...。
身の回りのものに一通りカメラを向けてゆくと、いずれその被写体のバリエーションが無くなってくる。
こうした状況で、撮影意欲はあるものの被写体が見つからない。
そんな状態なのだと思う。
ファインダー越しに見える被写体が変わる部分に喜びを見出していたのならば、次は、時間帯や光の具合が異なるタイミングで同じ被写体にカメラを向けてみる。
更に、構図の中で自分なりのテーマ、それは左右対称をひたすら追求する、だとか、反対に全く統一性のないイメージを散りばめる...。
といった具合に構図の中に主題やドラマ性を感じるように持ってゆく。
これで無限に被写体が増えてくるのではないだろうか。
撮影は楽しく、そして写真と長く付き合って欲しいと願うのである。
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「何を撮ったらいいか判らない」http://and-em.com/blog/index.php?no=r4161
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