十月の子ども茶道のテーマはハロウィン - 婚活全般 - 専門家プロファイル

橘 凛保
社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
東京都
マナー講師

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閲覧数順 2024年04月24日更新

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十月の子ども茶道のテーマはハロウィン

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講習

十月の子ども茶道


十月は風炉のお稽古の最後です

1年生も床の拝見など覚えて来ました

何しろ月に一度の土曜授業のお稽古ですから

覚えては忘れ 忘れては覚えて

稽古というものはこの繰り返しです

黒文字(はし)の取り上げ方も楽しそうに稽古するのが1年生です



「ごきげんよろしゅうございます」

「ちょうだいいたします」

など 非日常の言葉を使うのも楽しいのです

そうしているうちに 

知らず知らず身について行くことが大事です



さてさて 十月のお菓子は「ハロウィン」です

本来はお茶のお菓子は1種類ですが

子どもたちですので しかも月に一度ですから

ハロウィンのお菓子を3種類用意しました


ここで学ぶことは お菓子を取った後の器の美しさです

あれがほしいなと思っても 順番に取っていくこと

同じお菓子でも大きいのがいいなと思う子もいるでしょう

しかし 最後の人が取るときまで

器のなかに美しい景色でお菓子が盛られているよう

気遣いながら取り分けることを感じてくれたらうれしです


恕学の子ども茶道の目的は「恕」の心の実践です

「相手の身になる」を感じてくれる子どもたちが増えてくれたら

うれしいです


菓子器を隣に送るときも

どこにおいて差し上げたら相手が取りやすいかなど

心を添えられる子になってくれたらうれしいです



型を学ぶのではなく「かたち」を感じる

「かたち」にあって「かた」にないのはなんでしょう


「ち」則ち「血」です

血を通わせてこそ「型」は生きたものになると思います

稽古をとおして子どもたちが

「血」を通わせられるようになってほしいと思います


お菓子選びは楽しいです

子どもたちの「わぁ~」という顔を思い浮かべながら

さがします


そして大事なのは 行事のいわれです

そこから「十日夜」の話をして

「炉開き」に繋がるのです

いよいよ「寒さ」がみにしみてまいります




ハロウィンカボチャの練りきり
おばけの薯蕷饅頭
黒猫の練りきり





11月は炉開きです

先日もブログに書きましたが

「十日夜」の「いのこもち」をお茶の世界でも

「炉開き」にいただきます

来月のお稽古も楽しみです





一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーhttp://tachibanaryu.net/


一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
 

橘 凛保(Riho Tachibana)