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[カナダの Trudeau 首相]と[私の留学プログラム]

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43歳の Justin Trudeau がカナダの新しい首相になります。


初めて尽くしの首相だと New York Times も注目しています。
1. ボクシング をする初めての首相
2. Tatto をしている初めての首相
3. 初めてカナダで marijuana を合法化する首相


など、まだまだありますが、 やっとまたカナダの政策が “Sunny Ways” に大きく舵を切りそうです。


“Sunny Ways” とは、多民族・多文化国家のカナダに、異なる価値観を持ってやってくる人たちに寛容であるということ。

それがカナダの非常に大きな魅力だったはずですが、ここしばらくの Harper 保守政権下では「カナダはこんな国だったっけ?」とがっかりすることもしばしばでした。


勝利宣言で “Sunny Ways, my friends, Sunny Ways!” と高らかに声をあげた Justin Trudeau の創るこれからのカナダに大いなる期待をしたいと思います。



カナダでの留学プログラムを主催し、22年になります。

伸びる芽を持った能力が、日本の旧態依然たる教育に潰される前に、カナダの クリティカルシンキング教育の中に放り込むことが目的です。

もちろん、“Sunny Ways” のカナダから世界を見る目を持って欲しいのも目的です。


最初にカナダを選んだのは、実はJustin の父親、カナダ15代目の首相 Pierre Trudeauの政治に恋したからです。


Pierre Trudeau は scalpel-sharp (メスのように鋭い)知性を持った政治家で、カナダを大きく世界レベルの国にするため、アメリカとは全く異なる移民の受け入れ政策を作った人です。

カナダを今の多民族国家に導いた「人種のモザイク」という独特な政策です。


アメリカのように「アメリカ人になってみんな混ざり合う」という意味の「人種のるつぼ」ではありません。


それぞれの移民の文化、言語、信条、宗教すべてをそのまま受け入れ、異なる人たちがみんなでカナダという国をつくること。

その国を上から見ると、異なった模様がいっぱいあるモザイクのように見える。

これが「人種のモザイク」政策です。


国籍は元のままでも、カナダで住み、国の屋根の下に入れる「移民権」というstatus も作りました。



私がこの政策を知ったのは、1970年代後半、テレビのニュースを見ていた時です。

ベトナム戦争に蹂躙された人たちが、命がけで小船に乗り込み亡命を試みていた頃です。

(今のシリア難民のように)


海流のなせるいたずらか、多くの難民ボートが長崎県に流れ着いて来ました。

テレビのニュースはその難民たちが日本に上陸し、大村にあった難民センターに連れて行かれるところからでした。


通訳を介してのインタービュー: 「日本に住みたいですか?」

この質問に、なんと!全員 “No.” なんです。


全員、「カナダに行きたいです!」と答えているではありませんか!!


「カナダ!」

そう言えば、アメリカの雑誌タイム誌に勤務している時に一人だけカナダ人に出会ったことを思い出しました。

Me, Me, Me !!!!! と自我を押し通すアメリカのビジネスマンの中で、控えめで、マナーが良く、物静かなカナダの若い男性でした。

自分を無理やり押し出す人ではなかったですが、話の内容が深く、ユーモアのセンスがアメリカ人とは異なり記憶に残っていました。


あのカナダ人の国。

そこに命からがら日本にたどりついたベトナムの人たちが行きたいと言ってる!


「なぜ?」から、真剣なカナダのリサーチが始まりました。

調べれば調べるほど、両手を広げて難民・移民を受け入れているカナダが目の前に広がって来ました。

教育も大きな魅力でした。

徹底的なクリティカルシンキング教育ももちろんですが、世界中からカナダを目指してやってきた人たちと一緒に勉強できるなんて、そんな素晴らしい環境があるのかと驚きでした。


そして、何よりも知性と個性にあふれ、魅力的な政治家である Pierre Trudeau 首相の存在に大きな魅力を感じたカナダです。


カナダに住みたい、カナダで仕事をしたい、カナダをもっと知りたい、カナダでもう一度学校に行きたい〜〜〜〜〜。

カナダとTrudeau首相に恋した瞬間でした。

  

そして。

やっとカナダに一歩を記したのが1994年。

そこから10年間、バンクーバー郊外で留学プログラムを主催。

我が3人の息子たちも、カナダで大切な時代を過ごしました。


2004年、何やらカナダの環境が変わったのを感じ取り、高校性の留学から一旦手を引きました。

面白いもので、ちょうどその当時、カナダはガチガチの保守政権に変わり、“Sunny Ways” からちょっと遠ざかり気味になった頃だったんですね。

何かおかしい。。。と感じたはずだと Hindsight を感じてしまいます。


しかし、それにもめげず。

カナダの保守政権よりも、もっとどうしようもない日本の制度に呆れ果て、カナダでの留学プログラムを最大限に進化させ、今度はアルバータ州の小さな町で再スタートすることに。

「日本人留学生」の質が病的に落ちているバンクーバーのような都会ではなく、小さな暖かい町の “Sunny Ways” を試すことにしました。

 

そのプログラムの開始は、この秋、2015年9月。

2016年からは Full Blast で始まります。

Justin Trudeau 首相の登場と、彼の政策の効果が出る頃に、私もカナダで復活です。

「復活したちょうどその頃、Justin Trudeau の政治に恋したよ!」と、何年か後に語ることが出来ますように。

 

人種のモザイクを担うひとりとして。


Come Join Us in Canada!

 

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