全切開二重、目を閉じた時の傷を修正（二重傷跡修正）。一回悪化します！？

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まずこのお話にご協力いただいたモニターの方にこの場をお借りして、深謝いたします。

今回ご紹介するのは、全切開術後の傷跡修正の方です。

術前の状態をお見せします。ご本人のどこが気になるかお分かり頂けますか？

フラッシュ撮影をすると分かりにくいので、フラッシュをオフにした状態もお見せします。

なかなか分かりにくいですか？もしかすると、写真ではそうなのかもしれませんが、ご本人としては、

『お化粧をすると、なお目立つ』との事でした。写真の中に矢印で示した部分が凹んでいて、線の書いてある部分の二重の線が形が悪く、がたついている部分です。

一言でまとめると、『二重の線が凸凹していて、がたついているのが気になる』という事でした。

このような場合、傷の部分を切り取って、再度きれいに縫い直しても奇麗には治りません。なぜなら、皮膚の下の組織が凸凹しているので、表面だけ直してもすぐ凸凹が表面に出てしまうからです。

ちょうど、ケーキを作るときに（私は作れませんが）、スポンジケーキの形が悪いと、いくら表面のクリームを平らに縫っても平らに仕上がらないのと同じ原理です。

普通に考えると、単純に当たり前だと思えるのですが、この原理を知らずに傷のみの修正手術をする先生方が多いのも問題かもしれません。

この方の皮膚切除範囲をお見せします。傷の位置に左右差がありますので、なるべくこれを是正するようなデザインにします。当然のことながら左右で切る範囲が違いますね。

さて、ここからが重要なところです。いつも書いていますが、術後に『悪化したように見える時期がある』ということです。この方の術後1か月の状態をお見せします。

傷が盛り上がり、色も茶色い感じになっていますね。また、傷口が硬い感じもすると思います。

術後4か月後の状態です。凸凹した感じもかなり改善されましたね。

いつも同じような事を書いていますが、担当医選びは非常に大事です。また、担当医を信じるということはもっと大事だと思います。特に修正手術の術後は、『悪化したように見える時期もある』ので、特に信頼関係が大事だと思います。

修正手術を行うには、修正経験値が非常に大事だと思います。私以外にも、上手な先生方が多くいらっしゃいますので、診察時に担当した先生の症例写真を見せていただくなどして、決めていただきたいと思います。

尚、『私のブログを見たので割引を』と言っていただければ、当院では初回手術、施術が10％オフ（キャンペーン物、モニターは除く）になります。自己申告をしていただきませんと適用になりません（笑）ので、御注意下さい。

さらに、リピーター方用に『手術リピート割引』があります。当院で過去に手術を受けられた方が、他部位の手術を受けられる際に10％オフになる制度です。モニターの方にも適応となります（モニター料金がさらに安く）ので、是非ご活用下さい。