日々の食事が病気を作ってもいる - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月24日更新

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日々の食事が病気を作ってもいる

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  1. 美容・ファッション
  2. ダイエット
  3. 心・メンタルとダイエット

今回も引き続き、ダイエットにも一番大事な「健康」をテーマにさせて頂きましょう♫

(^^✿

 

健康でいる為に、そしてダイエットでも、筋トレや運動の前に一番大事なものには毎日の基本的な食習慣・食生活があります。

何故それが基本なのかと言いますと、食べ物が私達の血液、強いては精神を作っているからです。

( ・・) ~ ☆彡

 

健康な血液が体に流れていなければ良質な骨や筋肉は育たず、良質な骨や筋肉を持っていなければ、どの様な運動をしても健康的で美しいラインの体を維持し続ける事は不可能だと、私は自分の経験上思っています。

 

血液により筋肉や筋・腱などの質が決まり、そしてリンパ液を始めとした体液が作られておりますから、まずは血液を綺麗にする事がダイエットの一番の基本であり、そして早道になるというのが私のスタイルであり、

 

その様に根本から人間の体と健康を観る様なものでなければ「本物のダイエット」とは言い難いのではないかと常々感じている私なのであります。

☆_(_☆_)_☆

 

 

それでは本題に参ります♫

これまで「小麦や小麦粉を使った食品」と「乳製品及び食肉」があまり健康に良くない食べ物であるという事をお伝えしたのに引き続き、今回のテーマは「食と病気の関係」です。

 

ダイエットの効果を半減させたり、時に病気にも繋がる関節や筋肉の硬化、その体調から生み出される感情的なものや精神的なものは血液の汚れから始まります。

…という事で、まずは、以下の転載記事をご覧下さい。

☆_(_☆_)_☆

 

 

西洋の食事であっという間に大腸がんリスクの体に!驚きの研究結果


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戦後、日本に広がった西洋食文化で日本人の食生活は大きく変わりました。戦前までは3食が和食でお米、野菜、穀物、魚と食物繊維、ミネラル豊富な食事で現代病など無縁の生活でした。

ところが、戦後になってパン、牛乳、チーズ、ステーキ、ハンバーグ、ホットドック、フライドポテトなど肉、乳製品が日本の食卓に並び始め、今では日本人の食文化としてしっかり浸透しました。

それによる代償として現代の日本人は、高血圧、心臓疾患、がんなど多くの現代病を抱えることになりました。


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↑こちらの2つの図は戦後の米と乳製品、肉類の摂取量推移のグラフです。米は戦後間もない時期と今とでは摂取量が約半分となっており、代わりに肉や乳製品の摂取量が倍以上になっています。


がんの少ないアフリカ諸国の伝統国民食は戦前の日本のようなヘルシー料理


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あまり日本人には馴染みがないかもしれませんが、アフリカの伝統食は非常にヘルシーでバランスのとれた食事なんですね。

もちろん広いアフリカ大陸だけに様々な伝統食がありますが、基本的に伝統的な食べ物は「穀物」と「野菜、魚、肉」に味を加えバランスよく食べます。代表的な料理は「タジーン」「クスクス」ですかね。

西洋の食事のように大量消費用の添加物漬けで高タンパクな食材とは違って、トウモロコシ粉を使ったナンのようなものを作って野菜と肉をシンプルに煮込んだシチューと一緒に食べたりするんですね。食物繊維も多く、低たんぱく質な食事です。

どの国が一番「がん」の多い国?そこから見える新たな「がん」の問題。」の記事でも明らかになったとおり、こういった自然の食材を料理として食べている伝統食での国はがんが少なく、アメリカ、欧州を始めとした西洋の食事をとっている国は不健康でがんになる率が高いことが立証されていますね。


伝統的な食事をとっているアフリカ人に西洋食を食べさせたら驚きの結果に


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米国ピッツバーグ大学による研究で、20人のアメリカ人と20人のアフリカ人に逆の食生活をしてもらった所、西洋の食事をとったアフリカ人は大腸がんになりやすい腸の状態へ著しく変化したということがわかりました。

一方で「たった2週間アフリカの伝統食生活を送るだけで、がんのリスクが減ることが分かりました。この短期間で著しい好反応が見られた研究結果は、大腸がんのリスクを変えることは決して遅くないことを示しています。」と低たんぱく質で食物繊維の多い食事の健康効果をステファン・オキーフ医師は指摘しています。

また、研究者は、大腸がんになる3分の2はこうした食生活の変化で防げることができると見積もっています。


アフリカ伝統食からみる病気にならない健康的な食事


アフリカ食生活は、大腸がんリスクが無くなるという点だけではなく、健康的なダイエット効果、健康的な体を維持できるという研究結果まであるんです。

メタボリック症候群と診断されている人たちのグループに食物繊維の多い食事をとってもらうと明らかに数値が改善されたそうです。また、逆に別の人には高タンパクな西洋の食事をとってもらったところ、たった5日で筋肉質になる体に変わっていったそうなんです。


今では、もちろん人にもよりますが50/50で日本食と西洋食をとっている日本人が多いかと思います。結果、病気になりやすく、太りやすい体質の日本人が増えたことは周りを見れば明らかですよね。

今一度、伝統的な日本食と日本人の体の相性の良さを見つめなおし、病気にならない本来日本人が持っている健康的な体を手に入れないといけませんね。

(参考:Diet swap shows harm Western diet can cause)

 

 

 

以上、転載記事でした♫

☆_(_☆_)_☆

 

ちなみにダイエットに付いてお話しさせて頂くと、

私の経験上、動物性であれ植物性(プロティン等)であれ、タンパク質の摂り過ぎから来る内臓への負担が体内バランスを乱し、血液を汚し代謝を悪くさせる事から筋肉や関節を硬化させ、

強いてはそれが人格形成にも多大な影響を与え(※内臓の疲弊から生まれるその様な体のコンディションは精神にも多大な影響を与えます)、

 

それが痩せづらい体質を作ったり、痩せても筋肉質になり過ぎて固太りの様なデコボコ、ゴツゴツしたラインの体になるという事が多いという事です。

(※タンパク質の適正な摂取量はその方の生活習慣や職業、そして筋肉量の違う男性と女性では比率は微妙に違って来ます)

( ・・) ~~~

 

昨今のダイエット実践者の方達が悩まれる多くには、

 

★ 一時的には成功しても、リバウンドや停滞期などに阻まれて元の木阿弥になる。

★ 節制が続かない

★ ダイエットや筋トレをして逆に固太りになる。

★ ダイエットや筋トレがストレスになる。

★ 何をしていてもダイエットの事が病的に頭から離れなくなる。

 

等のケースが多いのも、食生活から作られた嗜好と体質、そして精神状態から来ておりますが、

 

逆から観ると、それは「食べ物で血液を汚しているから、痩せる為には筋トレや過度な運動でカバーしなくてはならない(※血液に酸素が必要になる為)」という矛盾を抱えるダイエットにもなっている事にお気付きでない方が大変多いという事でもあります。

 

一方で血液を汚し、方や一方で運動しても、根本的に代謝の良い体にするのは効率が悪いという事なのです。

(※勿論そうしたバランスの取り方が健康の維持に役立っているとも言えますが、私はまず食事という "体の中から考える" という事を第一に考えるダイエット法・健康法の方が効率的だと思います)

(^^;;

 

もしその様なあまり質の良くない食生活を続け、それが長年蓄積されますと腎臓や肝臓を始めとする内臓の疲弊により腰痛や関節・神経痛などの体の痛みとして出て来たり、癌を始めとする病気になってしまう可能性もありますし、その様な状態での筋トレや運動が怪我や骨折に繋がるという事が発生するのです。

 

そしてそれは又、ダイエットの事が常に頭から離れなくなる病気(摂食障害含む)に侵されてしまったりという事にも繋がって行くのです。(※これらはタンパク質に限らず、糖質の摂り過ぎや油の摂り過ぎなど、食生活のアンバランスから生まれる症状=精神状態でもあります)

 

ちなみに、若い時には内臓が元気なのであまり気にならない(理解できない)事も、そうした弊害の後遺症や病気は年齢を重ねてから一気に出て来るケースが多いという事実も、ダイエットをされる方達は視野にお入れになった方が良いと私は思います。

( ・・) ~~~ ★彡

 

 

 

 

今回の記事を読んで、この写真は美味しそうに見えるか見えないか!? (笑)

(^^;

 

 

 

毎日の、そして毎回々々の食事の積み重ねが私達の肉体を作り、そこから出来上がる血液が体質と精神を作っているというお話を数回に渡ってさせて頂きました♫

✿_(_✿_)_✿

 

体質というものは「生まれ持ったもの」が大きいというのは、胎児の時に母親がどの様なものを食していたのか?という、その影響がとても大きいからだそうです。

 

それに家系の遺伝も加わって、基本的な骨格や顔立ちなどが決まるというのがマクロビオティックの哲学で、学ぶと結構面白いものがありますので、発想の転換をされてみたい方は本などを読んでみて下さいませ♫

(^^✿

 

 

ちなみに病気の多くは遺伝的なものと言うより、家族で似た様な食生活をしている事から来ている場合が多いそうです。

だとしたら、食生活を見直せば病気にならない、或いは病気が治るという事でもありますから希望が持てますね♡

(*^^*) ~ ☆彡☆彡☆彡

 

どの様な素材でも食べ物を美味しくする魔法は、料理をする方の慈愛=波動であると言われており、

お料理が美味しければ質素な素材でもご馳走になり、充分満足感が得られるものですし、

高い波動のこもった食事は、最高のエネルギーを生み出してくれます♫

(^^ ♡ ♡ ♡

 

ちなみにコンビニや外食チェーン店、ファストフード店などで大量生産される売り上げだけを重視した防腐剤や添加物だらけの食品は、果たしてどの様な波動がこもった食品なのでしょ~か???(汗ッ)

(・・;;

 

ちなみにあまり健康的でない食品と知っても、もし自分にはどうしても止められないという食品がございましたら、

今までの "必要" という意識から、 "たま~に頂く嗜好食品" という様に意識をシフトチェンジされてみるのも、健康的な食生活を長続きさせる為には良いかもしれませんね♫

(^^✿

 

良質の食事から健康な心も作られて参りますので、ダイエットを成功させる為にも是非お役立て下さいませ♫

☆_(_☆_)_☆

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年