親知らずって? - 一般歯科・歯の治療全般 - 専門家プロファイル

赤岩 経大
竹芝サウスタワー歯科 歯科医師
東京都
歯科医師

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対象:一般歯科・歯の治療

赤岩 経大
(歯科医師)
赤岩 経大
(歯科医師)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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永久歯は通常15歳前後で生え揃いますが、親知らずは生える時期が

10代後半から20代前半であり、親に知られることなく生えてくる歯であることが

その名前の由来だとも言われています


親知らずは一般的に、上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本ありますが、

誰しも必ず生えるとは限りません

もともと親知らずの無い人や、必ずしも4本が揃っていない人もいます


親知らずが4本とも生えている人は、日本人成人のおよそ半分と言われています。

しかし古代人は、ほとんどの人に親知らずを含んだ32本が生えていたと考えられています

古代人の食事は調理の方法も多くなかったため、硬いものが多く、顎の力が必要とされていたからです。

火を使って調理をするようになり、食事が次第に柔らかいものになっていったことで、あごは徐々に小さくなっていき、32本の歯があごにおさまらなくなり、親知らずがまっすぐに生えてこず、横に倒れて埋まっている人が増えてきました。


親知らずは、必ず抜くものではありませんが、

磨きずらく、虫歯になりやすい、埋まってることによって痛みが出てきたりしやすい歯なので、

気になるようでしたら、一度歯医者で診てもらいましょう