- 竹間 克比佐
- 東京都
- 転職コンサルタント
対象:転職・就職
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
- 新垣 覚
- (転職コンサルタント)
私も、そうでした。最初は、「洋服が好き」「トラッドファッションへの憧れ」「ファッション業界全体への憧れ」の言葉しかなかったように思えます。勿論、やるからには「1位」を目指して仕事選択をしました。また、安定をも求めて上場一部の会社も選択の中に入れました。それから、30年余りの月日が過ぎ去りました。
独立する前の12年間は、外資系のファッションビジネスで勉強をさせて頂きました。また、バブルの日本絶頂期の時も外資系のファッションビジネスでした。そう考えると15年以上は「外資」の中で生きてしまいました。ファッション業界の花形部署は「MD]「PR」などとお考えになりますよね。グッチ時代に2万人のご応募を頂いた年がありました。その年の日経ビジネスでは、就職ランキング17位まで
行ったことがありました。その時の学生さんの半分は、グッチで買い付け業務をしたいです・・・
トムフォードに会いたいのでやはり広報がやってみたいです・・・・・と仰っておられました。
それだけ、夢のある業界なのだと思います。しかし、その世界での成功者は、ほんの一握りです。
「語学力」 これは・・・・・ものすごく大きな壁です。帰国子女だからではないですかg努力の無い方は無理です。ただ、独学で耳から聞いているだけでは駄目です。またTOEICが800あるからできる訳でもありません。気持ちをどんな中学生の英語力でも良いから分かりやすく相手に伝える''語彙力''があるのかが問題です。まず、これは必要だと思います。
「数的管理能力」 これも必要な要件に入ってくると思います。輸入物です。日本製の物のように必ず全て納品されるとも限りません。また、正確に縫製されて来るとも限りません。限りのある商品をいかに消化率を図るかも大きな器量ではないでしょうか?英語ができて数学ができてでもあり得ません。
この二つの能力は、先ずは外資系ブランドビジネスの人事マンの方々は、持ち合わせている方を考えて、そしてその次に感性とかファッションセンスとか人間性を見て、総合的に判断するのではないでしょうか?
ファッションの世界も「理詰め」で「緻密」な世界と言えるのではないでしょうか?その証拠にデザイナーの方々は、それぞれ海外の大学では''建築学''を選考していた人も多いのですよ。