- 前田 紳詞
- 代表取締役
- ファイナンシャルプランナー
対象:お金と資産の運用
多くの方が、このような中、不安を感じて怯えています。
今、一番大切なことは
世の中で何が起きているか、事実をすること
です。
そして
パニックにならないこと
です。
>無知は恐怖を生み、パニックを引き起こす<
のです。
何も知らないで、突然、大変なニュースが飛び込んでくると人はパニックになります。そうすると冷静な判断ができなくなり、火傷をすることになります。
昨日は毎月開催している
ファイナンシャル・プランナーが教える経済教室:
http://profile.ne.jp/pf/fp-maeda/column/detail/38541
でした。
今回は皆さんに ”今、何が起きているか?” を知ってもらうため特別講義「ニューヨーク現地報告とい今後の世界情勢について」お話させていただきました。
かなり厳しい見通しをお話させていただきましたが、かなり現状をご理解いただけました。おかげである程度の危機は予想ができるようになります。
昨日、お話した内容を要約すると
1.株価の下落以上に問題なのは金融市場の信用収縮
今は株価が大きく下げているということよりも、一番大きな問題なのは世界経済が崩壊寸前だということです。
この原因が9月15日のリーマンブラザーズ破綻以降、金融市場が停止してお金が借りれなくなっている状態がずっと続いているということです。
これが回復しなければ今の、危機的状況は回復できない、ということです。
これは私たちの生活にも影響がある大変な状況だということです。
これを普段お目にかからないような「LIBOR」とか「ABX]「CDX」という最新の指標データとニューヨークで実際に起きている現象を交えながら解説させていただきました。
2.なぜ、今回のような事態が起きたのか? その根本的原因について。
これは現地で実際に見学したニューヨーク商品取引所(NYMEX)での経験をもとに解説させていただきました。
簡単に言うと、情報社会になって全てがコンピューターとネット上で動く経済になりました。
経済が正常な状態ではこれがうまく機能していたのですが、どんどん規模が大きくなり歯止めが利かなくなりました。
最終的にそれがひずみを起こして、今、崩壊していっています。
これは今後の話ですが、今回の問題が終結した後、2度と同じことを引き起こさないための解決策のヒントがニューヨーク商品取引所(NYMEX)にありました。
3・今回の事態は社会の大きな転換点。
世の中では今回のことを1929年の大恐慌とか日本の平成バブル崩壊に例える人が多くいます。
しかし、当時の経済・社会情勢と今を比較するといくつかの点で大きく異なる点があります。
今の情勢は、”1873年の恐慌”のときに近いというのが個人的な考えです。
これについてはコチラに掲載してあります。
今、世界は破滅への方向に向かっているのではなく、
新しい社会への変化の過程である
と私は考えます。
だから私たちはそれに対する行動をとるべきだと考えます。
今回、私の使命はこういったことを伝えることだと思っています。
必要な方々には上記の内容をお話にお伺いします。セミナーとかご希望あればいつでも お気軽にトップページの「お問い合わせ」からメールしてください。