イベント表の作成について - ライフプラン・生涯設計 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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対象:家計・ライフプラン

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閲覧数順 2024年04月15日更新

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イベント表の作成について

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  1. マネー
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ライフプランと家計 ライフプランを作成しよう
将来の不安を感じている方、新しい家族を得てこれからの生活設計をお考えの方、セカンドライフを迎える方など、多くの方にご自分で作るライフプランのツールをご紹介します。

プランニングのツールは、3つで、ライフイベント表、キャッシュフロー表とバランスシートです。3表の考え方、作成のコツ、そして使い方をお伝えします。

1.ライフイベント表について
 ライフイベント表は、現時点から将来に向けて、ご自分とご家族の夢や希望と費用を記すものです。期間は現在から未来(できれば余命プラス数年)にわたるものをお勧めします。そして、期間の区分として、現在から定年などお仕事から退かれる前と、セカンドライフをエンジョイする期間、75歳を目処とする健康年齢後の生活期間の3つの時期を想定下さい。

作成にはご家族との会話が欠かせません。
ご自分だけで作成した計画は実行の際に、様々なトラブルが起きます。下書きを作成した後、ご家族の皆様で「わいわい」「ガヤガヤ」と計画・リプランの過程をお楽しみください。

最初にご自分を含めご家族の年齢を年次に従い記入します。
この記入で、ご家族の成長、特にお子様の成長が確認できます。子供とばかり思っていたお子様が、すぐに成人式を迎え、社会に旅立つ時期を迎えていることがわかります。

2番目に、ご自分と配偶者のお仕事上の転機を記載します。
 退職や転職、独立・起業・開業などを記入します。また、お仕事から完全に離れる時期を予定している場合には、その時期を仮置きしましょう。配偶者の仕事の転機も記載ください。そして、退職金の予想額を記載ください。また、年金受給時と予想額も忘れずに確認ください。

3番目はお子様達が巣立つまでの出来事を記入します。
 育児、進学、入学と卒業・就職、そしてご結婚や新たな家の購入なども記入ください。
 此方も夫々の費用と、支援したい金額を記入しておきましょう

4番目は住宅に関連することを記入しましょう
 住宅の購入や国内外での移住・転居、老人ホームへの入居などの時期がポイントになります。また、住宅の修繕・リフォームなども時期を選んで記入ください。本格的に老後を迎える時期には、バリアフリーなど住居のリフォームは欠かせません。そして、老人ホームや高齢者住宅への入居などもご検討下さい。
持病のある方は、海外それも温暖な国での療養を兼ねた長期滞在は老後の後期に充実をもたらします。
 
次に、海外旅行やロングステイ、車の購入や大型家電の買換え、趣味の生活など、ご希望の優先順位の高いものから順に記入ください。

イベントを書き終えたら、夫々のイベントに必要な費用を書き出してください。

例えば、育児や学習費等の費用、成人後はお子様のご結婚には100万円を支援する、リフォームの費用はどの程度かを知るために、ネットで「リフォーム」と検索するか、雑誌を購入して研究されるのも、楽しいひと時になります。

全て書き出したら、点検をしてください。同時期に二つの大きなイベントが記入されている場合には、優先度の高いイベントを残し、低いものは前後に移動できないかを考えます。

これで、イベント表が埋まりました。