- 橘 凛保
- 社団法人橘流恕学アカデミー 理事長 講師
- 東京都
- マナー講師
対象:婚活
- 舘 智彦
- (しあわせ婚ナビゲーター)
「因果関係」に気づく
皆、戦争って知ってる?
「うん、知ってる」
今年は戦争が終わって70年なの知ってる?
「うん、知ってる」
広島って知ってる?
「うん、知ってる 原爆が落とされた所でしょう」
そう、原爆って知ってるの?
「うん、知ってる」
校長室の前にカンナの花が咲いてるの
カンナの花はね広島の原爆にも負けないで咲いてくれた花なのよ
広島の子どもたちが球根をバトンして咲かせてる平和を祈る花なの
この学校にもバトンされて来たの
大事に育てるといいですね
ところで
カンナが咲くって 何もしないで咲くかしら?
「咲かない、球根植えないと咲かない」
そうね
カンナが咲くためには、なにかしなければ咲かないのよね
カンナが咲く
↑
球根を植える
(もし球根を植えたならば 結果としてカンナが咲く)
これあってるかな?
「もしさ、チューリップの球根植えたらチューリップが咲いちゃうよ~」
そうね
「カンナの球根植える!」
そうね
「新鮮な球根じゃないとダメだよ」
じゃあ、書いてみましょうか?
「新鮮なカンナの球根を植える」
じゃあ読んでみましょうか
魔法の言葉を使いますよ
「もし~ならば 結果として~」
(もし、新鮮なカンナの球根を植えたならば、結果としてカンナの花が咲く)
「うんうん」
植えただけで本当にカンナは咲くかしら?
「う~~ん」
「世話をする」
そうか世話をしてあげないとカンナは咲かないかもしれないね
でも、世話ってどんなことなのかな?
「水!」
そうか!お水が必要だね。
「太陽に当ててあげる」
そうだ!大事なことに気づきましたね
「きれいな土に植える」
「ありの巣を作らせない」
「虫除けをまく」
「虫除けをまくと枯れちゃうよ」
「大丈夫だよ。近くじゃなくて少し離れた所にまくから」
じゃあ、なんて書けばいいかしら?
「葉っぱに優しい虫除けをまく」
「ありの巣ができたら、夜なら一匹もいないから寝ているうちに取り除く」
お水と太陽と、いい土が必要なのね。ありの巣があるとだめかしら?
他にもあるかしら
「動物のいない所に植える」
「そうでないと動物に食べられちゃうから」
すごい!理由があるんだよね
「蝶が、花粉を運んだらいっぱいかんなが咲く」
「平和な場所に植える」
声に出して読んでみましょうか?
(もし、①生きているカンナの球根・新鮮なカンナの球根を植える
だけでなく②きれいな土に植える
それから ③水やりをわすれずにていねいに育てる
それから ④太陽に当ててあげる
それから ⑤葉っぱに優しい虫除けをまく
それから ⑥動物のいない所に植える
それから ⑦チョウチョが花粉を運んでくれる
そして ⑧平和な場所に植える ならば
結果としてカンナの花が咲く)
何かが起きるためになくてはならないことを原因と言います
原因がちゃんとあって 結果が生まれますね
「ねえねえ、これってさ~、結果がまた新しい原因になるよ」
これに気づけたことが素晴らしい!!
なんと
これを言ったのは なんと!1年生の男子でした
恕学は一般社団法人橘流恕学(jyogaku)アカデミーの商標登録です
橘凛保が考えた学びです
一般社団法人橘流恕学アカデミーでは、マナー研修・茶道・和文化などを通して
「恕」の精神を伝えています
「恕学」とは「自分を受け入れること」「相手を受け入れること」「互いに想いを馳せ合うこと」「相手の身になる」を実践して豊かな人生を送るための学びです
HP http://tachibanaryu.net/
橘 凛保(Riho Tachibana)