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柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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「日銀の国債保有額300兆円超え!」

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こんにちは!

さて、2014年の6月に、

「日銀が第1位になった」というコラムを書きました。

何が1位になったかというと、

日銀が保有する3月末時点の日本国債の残高です。

 

具体的には、前年比57.2%増加し残高は201兆円、

全体に占める保有割合は20%超でした。

 

そこから1年5カ月が経過して、

いまや日銀の国債保有額は約302兆円にまで膨らみました。

保有割合も30%を超えたとみられています。

保有している国債のうち、約8割は長期国債です。

結果、長期金利の指標となる10年物国債の利回りは、

現在0.4%前後の低水準で推移しています。

 

しかし、300兆円と言えば、

日本のGDP(国内総生産)の約8割の規模です。

そして、これからも日銀は年間80兆円残高が増加するよう、

市場から買い入れを継続するとしています。

 

まさに“異次元の金融緩和策”。

 

しかし、このまま国債を買い続けていけば、

必ずどこかで国債の“流動性”の問題が顕在化します。

 

その時いったい何が起こるのでしょうか!?

 

長期金利の上昇、国債の暴落、円安の進行、物価の上昇・・・?

“想定できる出来事”に対応する方法は、はっきりしています。

 

後は、「備えるか」、「何もしないか」の選択だけです。

 

次の1年半後、一体どんな記事を書いているのか。

いずれにしても、ここはじっくりと、

市場動向を注視していくしかありませんね。

 

それでは、今週末も世界が平和でありますように!

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