
- 岩川 昌樹
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
- 千葉県
- ファイナンシャルプランナー
-
043-306-5800
対象:お金と資産の運用
一人で投資をしている人にとっては、かなりの苦痛でしょう・・・
不安解消になれば幸いです。
現在は、約95%の確率で入ると言われている「値動きの幅」さえも超えている方が
少なくありません。
と言うより、ほとんど95%の外、
つまり、100年に5回あるかないかという価格変動の真っただ中ということです。
さて、あなたは残念と考えるか?
それとも好機、つまり、絶好のチャンスと考えるか?
20%、30%下落だから悪いファンド、ポートフォリオ
5%、10%の下落だから良いということではありません。
価格変動の幅は、投資先の比率で変わりますので、
冷静に把握しましょう。
先進国株を保有した長期投資の場合、
簡単に下落率が30%以上だから、「悪い=一旦売り」という
事ではありません。
例えば、
日本債券を100%保有するファンドであれば・・・・−5%
外国債券を100%保有するファンドであれば・・・・−10%
株式の保有率が高いほど、−20%、30%となります。
先進国株式の市場平均が、10%前後の下落に対して、保有ファンドが
20%、30%下落をしていれば問題ですが・・・
現在は、投資先である、米国、日本、欧州が軒並み、歴史的な下落を
しているのだから当然です。
下記は、2007年10月から昨日の下落率です。
昨年10月は世界的にも価格の高い時期です。
・米国(SP500) 35%
・日本(TOPIX) 42%
・英国FT100 33%
・ドイツ 33%
・香港(ハンセン) 45%
ちなみに新興国です。
・中国(上海総合) 64%
・インド(SENSEX) 62%
・外国債券のベンチマークでCitigroup WGB Indexも、
10%以上下落しています。
これだけ、市場全体が下落をしていれば、保有資産が
下落するのは当然です!!!!
●長期投資の心得 その1
慌てない。
市場の動きと長期投資の成功は関係ありません。
●長期投資の心得 その2
「明日の事は誰にも分からない」を心底理解する。
将来の予測を最もそうに語る「相場観」を信用するな。
将来は、悪くなるかも知れないけど、良くなるかもしれません。
タイミングも事前には、当てられない。
当てられたら、プロである金融機関が倒産しません。
●長期投資の心得 その3
リスクを受け入れることを決めて、始めた長期投資であれば
「信念」をもって継続しなさい!
もう一度
「信念を持って続けなさい」・・・(内容にもよりますが・・)
このコラムの執筆専門家

- 岩川 昌樹
- (千葉県 / ファイナンシャルプランナー)
- FPブレーン株式会社 長期投資専門FP
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