昨日、a2i主催のSEO・コンテンツマーケティングのセミナーに参加してきました。
講師はアイレップの渡辺さんです。
最新のSEOトレンドやコンテンツマーケティングのKPI等のお話でした。
最近のSEOの変化を見て漠然と思っていたことがはっきり分かった非常にいいセミナーでしたが、
悩みが増えました。
今回の内容は一般のウェブ担当者にどうやって伝えようか。
いまだにブラックなSEO会社が存在しているように、
テクニカルに検索エンジン順位をあげようという会社やそこに依頼する人がいます。
ユーザが欲しがる情報を適切に配信することが大事なのですが、
そうではない手法があふれていて、
一般のウェブ担当者の方はまだそのような手法が通用すると思っています。
でも今のGoogleには通用しません。
ここ2年ぐらいで、弊社の顧客のウェブサイトは全般的に順位が上がってきています。
それは、もちろんお客様がしっかりサイトを運営しているというプラスの効果もありますが、
他のブラックSEOを施しているウェブサイトの順位が下がっている結果でもあります。
SSLうんぬん、モバイル対応うんぬんなども、それ自体は手段ではなく、
評価の一指標にしか過ぎないのに、そこにこだわる人も増えています。
SSLが必要なサイトでSSLは不要ですし、
モバイル対応をどうするかは各社がユーザを考えて決めればいいことです。
弊社でもレスポンシブで対応しているサイトもあれば、
モバイルユーザの目的を考えて別ページにしていることもありますし、
モバイル対応していないサイトもあります。
結局は魅力的なコンテンツを配信することが大切で、
そのためのナビゲーションやサイト構造をしっかり作ることです。
魅力ある事業にすることも大切で、そこから魅力あるコンテンツを配信できます。
以前にもコラムで書きましたが、ライティング技術は重要で、
ライティングができないデザイナやウェブ担当者は生き残れないと思います。
(同様にウェブ解析スキルもデザイナやウェブ担当者の重要スキルになると思います。)
経営企画や営業、広報等の情報を発信したり事業を作る人たちが
ウェブに関わることも重要になってきます。
※情報システム部門がウェブをやるという時代ではないです。
ウェブマーケティングは技術ではなく営業・販売手法です。
こういったことをお客さんにしっかり伝えていくことも、
今後ウェブマーケティングに関わる人にとっては重要な役割であり、
そのためには私たちが正しい知識を身に着け、
説明する能力を身に着けることが必要だなと改めて思いました。
正しいことを知っているだけでは不十分で、伝える能力が大事ということです。
このコラムの執筆専門家

- 小坂 淳
- (東京都 / ウェブ解析士マスター)
- 株式会社環
お客様と一緒にウェブサイトの効果を高めていきます。
創業以来、「使いやすいウェブサイト」「PDCAサイクルを回し、常に向上するウェブサイト」を提案しています。アクセス解析、効果測定で問題点や改善点を発見し、ウェブサイトの集客・売上アップを支援するウェブ解析士(webアナリスト)として活動します!
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