悲しみを抱きしめて - 英語全般 - 専門家プロファイル

田中 真由美
サニー英語発音スクール 代表
東京都
英語発音スペシャリスト

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対象:英語

山中 昇
山中 昇
(英語講師)
白尾 由喜子
(英語発音スペシャリスト/英語プレゼン講師)

閲覧数順 2024年04月18日更新

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悲しみを抱きしめて

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今、一緒に病院でボランティア活動をしている方から
最近発売されたばかりの本を借りました。

「とても良く書けている本だから読んでみて」
と渡され、家に帰り一気に読みました。

この方は、日本航空の元社員。

30年前の日航機墜落事故で加害企業側の社員として
遺族の「世話役」となり、

この事故がもたらした彼自身の変化などについても
この本に載っていました。

日航と遺族の関係がすべて良いものだったとは
到底思えないけれど、

心を尽くし、遺族と長年接し続けた彼は
遺族から「痛みをわかってくれて身内のようなもの」と言われるまでに。



悲しみを抱きしめて 御巣鷹・日航機墜落事故の30年 (講談社+α新書)



「悲しみは辛いけど悪いことではない。愛があったからこそ、
悲しいのだから」

という遺族の方の言葉にあるように、

30年経っても悲しみは癒えていない。

でも周りの人々に支えられながら悲しみを抱きしめながら
必死に生きてきた様々な遺族たちの生の声は
心に深く突きささるものがあります。

主な内容は下記のとおりです。

3人の愛娘を失った夫妻の慟哭
慰霊を支えた元零戦乗りの村長
村一番の暴れん坊から「山守」に
遺族から慕われ続けた日航社員
遺族会をまとめあげた母の執念
事故直後に生まれた遺児の感慨
新妻を失った男性の「それから」
あの遺書が自分を育ててくれた
真相究明を続けた事故調査委員


今日の夜7時からTBSで特番もあるようです。

8.12日航ジャンボ機 墜落事故30年の真相
~生存者 川上慶子さんの兄が語る“妹と事故”~

TBS http://www.tbs.co.jp/osutaka30/?from_04