成”幸”学の専門家「真剣にやっていると天職に出会う」

『真剣にやっていると天職に出会う』

都心から電車で３０分以上も離れている

神奈川県川崎市の住宅地の一角に

１日に約４００人ものお客様が訪れ

連日行列のできる洋菓子店があります。

今日は、そのお店の店主

横溝春雄（よこみぞはるお）氏の人生から学びたいと思います。

横溝氏は自分の洋菓子店を持つにあたり、

他店との差別化を図るために次の事を決めました。

それは、出来立ての洋菓子を売ること。

その時々の季節に合った旬な食材を使って

お客様に季節を感じてもらうこと。

店の庭先にも、季節の花や植物を植え、

店の外観からも季節を感じてもらうこと。

その想いが創業から４分の１世紀以上たった今なお

多くのリピート客を呼び込んでいます。

その横溝氏は、次のように話しています。

「このようになれたのは、

自分の力だけでなく周りの人の支えがあったからです」と・・

私の幼少の頃は、

まさに映画「３丁目の夕日」のような環境で育ったので、

毎日遊びまくっていました。

実家がパン屋で、

両親が朝から晩までパンを作っている姿を見てきたので、

私も食に関する仕事がしたいと思い菓子屋を目指しました。

修業を始めた頃は休みが月２回の厳しい世界でした。

主な仕事は、従業員のまかない作り、洗物とケーキの配達でした。

同年代が遊んでいる中、

悔しい思いをしながら仕事をしていましたね。

修業を始めて３年後のある時、後輩が失敗をしました。

私は先輩という立場から親方と一緒になって怒りました。

それを見た先輩が、私に

「人は人なりの我慢の限界というものがあるのだから、

それを越えちゃうとそいつをダメにしちゃうぞ」と

教えてくれたのです。

先輩の言葉に、私はハっと気づかされました。

スイスでの修業時代に

デニッシュ作りの仕事を任されたのですが、

何度やってもうまく作れなかったのです。

ですから、仕事をクビになるのではないかという

恐怖心を抱えながら仕事をしていました。

真剣に悩んでいた、そんな時に、

普段はネクタイをしている親方が

朝から晩まで私のそばについて

優しく手を取って教えてくれました。

この時に、親方のような人になりたいと思いました。

親方からは洋菓子作りだけでなく、

人への指導の仕方を教えてもらったのを思い出しました。

ですから、今は従業員に対して１回言ってもダメだったら、

２回でも３回でも視点を変えて言い続けて指導しています。

夢を実現するには、信じて続ける事です。

夢は求めると叶えられるとよく言いますが、

ほとんどの人は、なかなか思い通りには叶えられません。

しかし、自分を信じて夢を求め続けていれば、

仮にその夢は叶わなくても、次の夢が叶うのです。

例えば、ケーキ屋さんをやろうと思って

一生懸命に頑張ったけどダメだった時には

パン屋とか和食の世界とか、

その人に合った世界で夢が必ず叶うものです。

だから、修業時代が無駄になることは決してありません。

与えられたことを一生懸命やっていれば、

いずれ天職に（＝夢）に出会うことができるのです。

また、人に優しくすること。

そうすれば、必ず自分に返ってきます。

物事を悪くとらえずに前向きに考えることが大切だと思います。

（横溝春雄）

どんな仕事でも

「良かった。この仕事が私の未来に必ず役に立つ」

「有り難い、この仕事が私を鍛えてくれる」と

自分を励ます言葉を口にして取り組みましょう。

「言葉はちから」です。

その口にした言葉が

仕事に真剣に取り組む心構えと姿勢をつくるでしょう。

その真剣に取り組む姿勢が

やがて、自分に合った仕事（天職）と出会わせてくれるでしょう。

そして、その仕事（天職）が

幸せな人生を歩ませてくれることになるでしょう。

さあ！！、今日も、

「言葉のちから」を信じて、

自分の未来を心に描き

明るく、元気に、

自分を励ます言葉とともに

ウキウキ、ワクワク、目の前の仕事に真剣に取り組みましょう。

真剣に取り組むことで仕事は、より楽しくなるでしょう。

その仕事への姿勢が、やがて天職と出会わせてくれるでしょう。

天職に出会って、幸せな人生を歩みましょう。

大丈夫！大丈夫！

あらゆる点で一層良くなる！

必ず良くなる！

良かった！良かった！

ツイてる！ツイてる！

ありがとう！

素晴らしい仲間達と

共に生き！！

共に歩み！！

共に成長しましょう！！

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