「乾燥機能付ななめドラム洗濯機」はユニバーサル製品ですし、「食器洗い乾燥機」「ふとん乾燥機」「ロボット掃除機」などは普及していますので益々自動化は進むでしょう。
昨年の国際福祉機器展であるメーカーが住宅の自動化をテーマに出展されていました。
「カーテンの開閉」「お風呂湯沸しの音声による操作」「全自動扉」などなど
前回の「インターホン」のコラムでも触れましたが、玄関からすべて自動化があると便利なのは障害をお持ちの方だと思います。お年寄りの方は機械操作が苦手なかたが多いと思われますが、セキュリティ機能を含め、メンテフリーなのが本来の自動化だと思います。
玄関の鍵を閉めるだけで、閉め忘れていた窓やシャッターなどが自動で閉まったり、外出中でも室内の状況(侵入者の有無だけでなく、室温・湿度や電化製品のコントロールができる)を把握・操作できる日も近いかもしれませんね。
すでに自動車産業では、カーナビから住宅内のコントロールができる機能やキーレスで鍵・窓の開閉ができるものなどが既に製品化されています。
カーナビにインターネット機能がついたものもBMWなどではもう販売されるようです。
住宅事情も障害者住宅や高齢者住宅を基本に考えれば、ユニバーサルな視点を持てると思います。
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
048-935-4350
「バリアフリーのポイント」のコラム
2024 国際福祉機器展 H.C.R 感想(2024/10/05 13:10)
【メディア掲載】介護リフォームの費用相場やもらえる助成金は?検討タイミングや注意点も解説!(2024/09/01 00:09)
2017国際福祉機器展開催(2017/08/07 07:08)
エレベーターのある家(2017/06/05 08:06)
第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017(2017/05/29 07:05)