その中の一つにインターホンの老舗「アイホン」があるのですが、最近のインターホンは「訪問者履歴」が残るタイプやワイヤレスでどこからでも訪問者を確認できるものなどが既に普及しています。
玄関ドアの鍵と連携して「指紋認証」や「網膜認証」などスパイ映画さながらの製品も企業の開発室などでは使用されています。
障害をお持ちの方やお年寄りの方が住まわれる家では、不審な訪問者に対する安全性も考慮する必要性がありますので、宅配業者など訪問系の会社とID承認化の提携や個人住宅への宅配BOX設置など新たな動きがあるのではないかと私は予測しています。
また、聴覚障害の方用のインターホンは室内にパトランプ的なものでかつてはシグナルを知らせていましたが、最近はバイブレーターの受信機などようやくスマートになってきたようです。
ハード面だけでなく使用する側のソフト面のバリアフリーも今後はもっと重要視したいものですね
(^^)
このコラムの執筆専門家
- 齋藤 進一
- (埼玉県 / 建築家)
- やすらぎ介護福祉設計 代表
子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅までやすらぎの空間を
医者に外科・内科等があるように、建築士に介護福祉専門家がいてもいいと思いませんか?人生100年時代を迎えた今、子育て住宅から高齢者・障がい・車椅子住宅など終の棲家まで、ライフステージを考えた安心して暮らせる機能的な住まいを一緒に創りましょう
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