地盤調査って? - 住宅設計・構造設計 - 専門家プロファイル

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対象:住宅設計・構造

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地盤調査って?

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お家を建てよう! 地盤調査編
 建物の構造を検討する際、上屋部分の構造を検討して必要地耐力を計算して

から基礎の設計をして行きますが、当然、その基礎を支持する地盤が悪ければ、

強固な基礎の設計をしても意味がありません。

ですので、通常、地盤調査をしてその地盤の地耐力を調査して

基礎の形状を検討し、基礎の構造の検討をして行くことになります。

(設計事務所の物件では、基礎の構造設計が終わってから地盤調査をする場合もありますが、

出来れば、地盤調査をしてから基礎の設計をする事が望ましいかと思います。)

(ちなみに、弊社では木造でありながら、構造体も基礎も構造計算をしています。)

 一般的に、木造ではスウェーデン式サウンディング試験(SWS試験)を採用される場合が

多いですが、SWS試験は小規模建築物の地盤調査方法には適しているのですが、正確な

地耐力の判定を必要とする際は、標準貫入試験や平板載荷試験を選定します。

 私も今までに、標準貫入試験も平板載荷試験もして来ましたが、コストがかかるのと

試験が大掛かりになる、時間も掛かる等、デメリットも有ります。

 一般の低層の住宅では、地盤調査は地耐力を判定することだけではなく、

不同沈下の可能性の有無を調べる事が重要になります。

 日本建築学会で出されています、「小規模建築物を対象とした地盤・基礎」 には、

住宅の地盤調査では、正確に支持力や沈下量を求める事が大切なのではなく、地盤と地層の

構成と不同沈下の可能性を調べる事が大切なのである・・・とも書かれています。

 写真は本日いたしました、地盤調査の模様です。自動で機械が回転する半自動式です。

記録も全てする自動式、手でする手動式があります。

 また、基礎の選定についてはコラムでご説明させて頂きます!

 来年の10月から瑕疵担保履行法が施行されます。

 弊社では、地盤、構造体、雨漏れと全てに保証をさせて頂いておりますが、

ぜひ、皆様も、今の段階で上記の保証をされておられる、会社に工事を依頼される事を

お勧めします。ちなみに・・・瑕疵担保履行法では地盤につきましては瑕疵担保責任外と

なりますので、地盤の保証も付けられると良いかと思います。

 ぜひ、建築家、工務店、住宅会社さんにご相談下さい。

 本日はここまでで・・・

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濱田建設株式会社 代表取締役専務

パッシブZEHで、エコで長期に快適に暮らせる住まいを

福井県・滋賀県近郊で、パッシブデザインのZEH住宅を手がける設計工務店です。時を経てライフスタイルが変化しても、各空間の用途を自在に変えられるのが大きな強み。自然エネルギーも最大限に活用し、低コストでエコな暮らしをサポートします。

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