- 黒木 昭洋
- コーチ
- BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ
対象:コーチング
皆さん何かを「成し遂げる」時はどんなことを重要視しますか?
・ビジネスパーソンとして一人前になりたい
・チームや会社を一段上のステージに伸ばしていきたい
・どうしても「落としたい」お客様がいるetc
成果を出すためにはたゆまない努力が必要だと思います。
その「成果の出し方」を皆さん考えた時はありますか?
本日はその「成果の仕方」について書きたいと思います。
成果の因数分解
成果を出すための方程式を皆さんは考えたことはありますか?
成果を出すためにはおおざっぱに言うと二つの要素があると思います。
・量 ⇒ 成果を出すための取り組みの回数や期間
・質 ⇒ 成果を出すための取り組みの内容の良し悪し
・成果 ⇒ 量×質
成果を出すための要素はこの二つになり、成果の最大化はこの二つの要素の掛け算の最大化だと思います。
例えば、成果を「売上」にすると量と質の因数分解は以下のようになるのではないでしょうか?
・成果:売上 = 量:商談数 × 質:商談単価・成約率
次に、ある人から信頼されたい場合はどうでしょうか?つまり成果が「信頼」です。
・成果:信頼 = 量:その人との接触回数 × 質:その人との接触内容
それでは、勉強の成績を伸ばしたい場合は?
・成果:勉強の成績 = 量:勉強時間 × 質:勉強内容・やり方
など、成果を出すためのアプローチは成果によってさまざまな因数分解があると思います。
努力の「マネジメント」
成果の因数分解が見えてくると「努力の仕方」つまり「努力のマネジメント」がしやすくなると思います。
ポイントは2つあると思います。
1.量・質の掛け算であるということ
2.量・質のうち自分がコントロールしやすい(上げやすい)ほうから取り組むこと
1については、量と質をバランスよく見てほしいということです。
特に「掛け算」ということに注目してください。
どちらかが0の場合は、成果も「0」になってしまいます。
どりらかがマイナスの場合は、成果も「マイナス」になってしまいます。
また5×1と2×3どちらが大きくなりますか?
後者の2×3ですよね。
このようにどちらか一方に偏りすぎても成果は最大化しないと思います。
次に2についてです。
量と質を同時に上げることは大変に難しいことだと思います。
これは皆さん、感覚的にわかりますかね?
例えばスポーツをやったことがある方であれば、わかると思いますが、「練習」を思い出してください。
まずは「回数」つまり「量」を重ねないと、練習自体の「質」はあがらないものではなかったではないでしょうか?
最初から「質の高い」練習をすることは難しくありませんでしたか?
量・質のコントロールをしやすいほうからと申し上げましたが、通常コントロールしやすいのは、「量」だと思います。
なぜなら「量」をこなさないと「質」が上がらないと思うからです。
皆さんも経験的にわかりますよね?
つまり私は成果を出すためにはまずは「量」のマネジメントから入るのが正解だと思います。
そしてなかなか成果の上がらない型は、失礼ながら「量」が足りていないと思います。
行動量、思考量などなど・・・。
成果を出したい方、まずは「量」から取り組んでみてください。
成果がなかなか上がらない型、「量」が足りているか、セルフチェックを先ずしてみてはいかがでしょうか?
今なら無料で相談が受けられます!
メールを利用しての無料お悩み相談を受付けております。
※月間先着で5名様までのサービスとさせて頂きます。
このコラムに類似したコラム
人生方程式 人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力 黒木 昭洋 - BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ(2015/05/24 14:21)
自分の「提供価値」はなんでしょうか? 黒木 昭洋 - BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ(2015/07/11 11:00)
プライドとは何か? 黒木 昭洋 - BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ(2015/04/17 19:00)
コーチとしてのスタンス 黒木 昭洋 - BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ(2014/11/12 19:00)
結果と成果 黒木 昭洋 - BCS認定プロフェッショナルビジネスコーチ(2014/11/06 19:00)