そしてこの「空」は「実体なきもの」と訳されていることが多いですが、「全てが1つの世界(無分別の世界)」を言っているのではないでしょうか。
つまり「空」は悟りと言えます。
しかし、悟りのなかにただいるというのは、山の中で1人籠っているならいいでしょうが、私達は社会の中で生活しています。
ですから、次の一節に「空即是色」があるのでしょう。
この「空」は最初と同じですが、「色」は違います。
「思考で認識している世界(分別された世界)」にいるのではなく、「全てが1つの世界(無分別の世界)」の状態でありつつ分別された世界にいると言う事ではないでしょうか。
これがあるがままであり、目の前の事を一生懸命にやるということになるのだろうと思います。
般若心経もすご事が書かれていると思いますが、なんせ漢文なので解釈が難しい。
白隠禅師坐禅和讃のように、日本語でしかも現代人に分かり易いお経を現在の悟った禅僧の方が作って欲しいものです。
下記人気プログランキングのクリックをしてね。
クリックしてくれてありがとう。o(*^▽^*)o