本能タイプで、パートナーさがし！α版〈21〉自己保存のタイプ8

by Don

「自己保存のタイプ8」

タイプ8の人たちは基本、サバイバル（生き残ること）を求めているわけですが、自己保存はその典型のような人たち。
タレントでいうなら、（あくまで推測です）すぐ思い浮かぶのが、世界的な映画監督の黒澤明です。
「羅生門」とか、「生きる」とか、「七人の侍」とか。
観たことありませんか？
「世界の〇〇」と言ったら、当時は黒澤明が圧倒的にそう呼ばれてました。
（いまは北野武さんですかね）

黒澤監督は、アメリカ人にとってのジョン・ウェイン（タイプ8）のような、戦後の日本文化を象徴する「父」でした。
志ある若者にとっては憧れの存在であり、同時に乗り越えないといけない邪魔な「権威」でもあった。
女性でいうなら、和田アキ子さんとか、樹木希林さんですかね。
独特な存在感があって、後進からは恐れられ、リスペクトもされている。
樹木希林さんは、徒党を組まず、一匹狼な感じ。
でも共演者からは「面倒見のいい人」だそうです。

脱線しました。
自己保存のタイプ8はどんな人たちか？でしたね。
8の特徴は、「求めすぎる」「やりすぎる」ことでした。
結果、強烈さを求めます。
他人からはすべてが「過剰」に見えます。

◎あなたがもし（あるいはパートナー候補が）このタイプなら：
次のことを自覚し、行動するとよいでしょう。

「なにかを支配したい」「支配していたい」傾向がみられます。
人だけでなく、自己保存の領域（安全）に関するすべての対象、
家やお金、食糧など物質的なモノから、パワーや健康を異常に欲しがります。
タフで、縄張り意識が強く、自営を好み、ハードワーカーになりやすく、倹約家です。
神経症的に振り回されるのが「問題」なのです。

自己保存にとっての「愛」は、パートナーや家族を養うことと同義語のよう。
その名の通り、誰かの「保護者」（ボス）でありたいのです。
繊細な心配りや、気もちのキャッチボール、他人と共感しあうことが苦手で、本当の意味で心身共に「リラックスする」仕方がわからない。
結果、本当の自分を押し隠して、神経症になったり、孤立しがちです。

不健全度が高まると：
お金で人を従わせ、依存させます。
自分が上手くいってないと、他の人の成功や幸せを妬み、引きづり落とそうとします。

パートナーシップでのアドバイス：
弱さを見せることは、「生存」を脅かすどころか、あなたの魅力を生かすことになる、と知っておいてください。
心の底から信頼し合える「愛」があってはじめて、本当の意味で「リラックス」できます。


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