- 再木 奈生
- ヒューマンリクリエイト 代表
- 研修講師
対象:キャリアプラン
- 宇江野 加子
- (キャリアカウンセラー)
- 冨永 のむ子
- (パーソナルコーチ)
大河ドラマ「篤姫」ですがとても好きでよく観ています。
観られないときには、必ずDVDに撮るのでここまで全編欠かさず。
先々週は「姑の心 嫁の心」というタイトルで
将軍・家茂の上洛に関して、姑である天璋院と嫁である和宮の確執が。
すっかりはまって観ている、けれど第三者(単なる一視聴者?!)の私とすると
(うんうん、どっちの気持ちもわかる〜)という感じなのですが
それぞれの「役割・立場の違う当事者」同士には
永遠に相容れないものがあるように感じます。
(現実の場面でも、とってもよくあることですね)
「役割・立場が違うから相容れられない」
これって、とっても赤字部分です。
この赤字部分だけをお互いにみていくと「解決」が出てきません。
時には「役割・立場が違うから、もうしょうがない」という解決も
あるかもしれませんが、これはやはり「もうしょうがない」という
「仮」中の「仮」の納得で、基本の「しょうがない」・・「ない」
という赤字感覚はほとんど変わっていないです。
では「黒字」は?
とってつけたような感じもしますが、この場合は
お互い立場や役割は違っていても「思う人は同じ」です。
その黒字に気づき、そこにお互いに認めれば譲り合えることも出てきます。
嫁と姑ではなくても、組織の中も同様ですね。
役職・立場が違うからこその「対立」(気持ちの上ですが)は
日常的にあります。「違う当事者同士」にとっては
「違う」という赤字しか一見、見えませんから
恨み言や愚痴の一つも言いたくなります。
そこを、ちょっとヒートダウンして第三者的に
(じゃあ、黒字・・共通目的は)と考えていくと
意外と「組織を強くしたい」という思いは一緒だったり
「誰かの為に頑張りたい」という「誰か」が同一人物だったり
ともに「自分を高めたい」と強く思っていることがわかって
「相手の言い分にももう少しだけ耳を傾けてみようか」
なぁんて気になって実行できたら、物の見方もずい分変わってきますね!
急に「秋深し」という感じの気温ですね。
風邪等もはやってきているようなので、お気をつけて。
一人ひとりのリクリエイト(再創造)の支援を
ヒューマンリクリエイト 再木 奈生
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