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- 杉山 春樹
- 株式会社フード&サクセス 会長&事業プロデューサー
- 静岡県
- 飲食店コンサルタント
注目の専門家コラムランキング
対象：飲食店経営
- 平岡 美香
- （マーケティングプランナー）
『与えられた役を一生懸命に演じる』
私たちは、よく「あの人は社長の器ではない」とか
「もっと器の大きい人にならなければ」と言う言葉を使いますが
「器が人をつくる」場合が多いのでは内でしょうか。
舞台や映画などで主役が病気などで急遽出演できなくなった時に、
たまたま選ばれた代役の方が、
その後、大活躍することってよくありますよね。
ビジネスの世界でも同じようなことが良く起こります。
例えば、創業者が突然亡くなり、
奥様や子供が社長として跡を継ぐと、
周囲の人は「この人で本当に大丈夫か？」と心配したり、
「この会社も、もう終わりだね」などと言っていると
あとを継いだ社長が、
自分が演じるべき「役」を必死に演じようと努力することで、
それなりの風格が出てきて、どんどん社長らしくなっていく。
すると周りの人も、その風格に引き込まれて脇役を
自然に演じるようになり、会社が大きく飛躍することがあります。
ユニクロ、柳井正氏も、まさにこのパターンです。
大学卒業後に就職したジャスコを９ヶ月で退職し
フリーターをしていた柳井氏を父親は山口に呼び戻します。
そして、銀行通帳と印鑑を預けて、
自分が経営していた２つの洋服店を息子に譲ったのです。
そんな頼りない新社長を見て、
店の社員達は次々と辞めていったそうです。
しかし、父親は諦めず、店の命運を息子に任せ続けました。
そんな父親の態度を見て、
「自分が何とかしなくては店が本当に潰れてしまう」と
心の底から思った時に、
経営が「他人事」から「我が事」に変わり、
柳井氏が経営者という「役」を演じる覚悟ができたそうです。
そうして、取引先の方から謙虚に学び、
書籍を大量に読んで経営者像を吸収して、
彼は日本を代表する経営者へと生まれ変わっていったのですね。
「役」を全うする努力こそが、
人を大いに成長させるということです。
「器が人をつくる」ということを
柳井氏が実証してくれているのです。
ですから、私たちも目の前に「チャンス」を与えられたなら
「私はまだ、その器ではありません」とか
「私には無理です」と言って断るのではなく
そのチャンスに挑戦してみましょう。
そして、与えられた『役』を一生懸命、演じてみましょう。
最初は器に満たない存在でも
自分の役を一生懸命に演じることで
『器』に合った自分にきっとなるでしょう。
ここで、大切なのが
「演じ切ることができない役は、決して私たちにオファーが来ない」
と言うことです。
「チャンス」を与えられたと言うことは
「あなたには、その器がありますよ」という
神様からのお告げなのです。
ですから、「チャンス」を与えられたなら
「ありがとうございます」
「やらせて頂きます」と先ずは言葉にしましょう。
「言葉はちから」です。
その口にした言葉で、役を演じる決意が固まるでしょう。
器に挑戦する決心が生まれるでしょう。
そして、その役を演じることで器に合った自分に成長するでしょう。
さあ！！、今日も、
「言葉のちから」を信じて、
明るく、元気に、
与えられたチャンス（=器）を受入れて
ウキウキ、ワクワク、与えられた役を演じて楽しみましょう。
そして、大きな器で大きく飛躍しましょう。
大丈夫！大丈夫！
あらゆる点で一層良くなる！
必ず良くなる！
良かった！良かった！
ツイてる！ツイてる！
ありがとう！
素晴らしい仲間達と
共に生き！！
共に歩み！！
共に成長しましょう！！
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