投資信託の選び方(3)−コスト - 資産運用・管理 - 専門家プロファイル

小林 治行
株式会社コバヤシアセットマネージメント 代表
ファイナンシャルプランナー

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対象:お金と資産の運用

柴垣 和哉
(ファイナンシャルプランナー)

閲覧数順 2024年04月17日更新

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投資信託の選び方(3)−コスト

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投資信託を購入する時にはコストを計算しなければなりません。
投資信託はプロ集団が係って収益を上げようと運用していますので、一般の株式や国債と違い、経費が掛かっているために、コストが高めです。
低金利の時代に少しでも、コストを下げるため、良く研究しましょう。
同じ商品であっても、販売会社によって異なることがあります。

投資信託のコストには大きく5つあります。
1. 販売手数料
販売会社の手数料です。1.575%〜3.15%(消費税込)
程度かかります。
買ったら大きく元本を割り込んでいたとびっくりする前に仕組みを覚えておく必要があります。
これの無いものもあり、ノーロードと言われます。
ノーロードは信託報酬に含まれることが一般的でノーロードが割安とは言えません。
2. 信託報酬
日割りで計算されます。販売・委託・受益の各社の収入になります。
1.05%〜1.575%(税込み)程度掛かります。
基準価格は信託報酬を差し引いたあとで計算されます。
3. 信託財産留保額
現金化するときに信託財産に置いてくるコストです。受益者間の公平を図る為のもので、
手数料ではありません。これの無いものもあります。
4. 解約手数料
販売会社の収益となります。外国投信等に購入後7年未満で解約をするとこの手数料を取られることがあります。
5. 税金
分配時や換金時に税金が掛かります。
株式投信では源泉税として10%、株式を入れない公社債投信では20%が、売却益では2008年末まで、分配金では2009年3月末までの延長が国会で議論されています。