1％という超低金利のソーラーローンが登場

直近のニュースに、大阪府が住宅の太陽光発電・エコキュートに、金利たったの1％と言う好条件で融資をするという話がありました。

金利1％は、どのようなソーラーローンよりも低金利であることは間違いないところでしょう。

この融資制度の名称は、「創エネ設備及び省エネ機器設置特別融資事業」で、目的は大阪府内における太陽光発電設備や省エネ機器等の一層の普及拡大を図るため、実施するということです。

では、その中身を見ることにしましょう。

融資対象者は、大阪府内に居住し、所有する住宅（新築・既築）に融資対象設備を設置する者となっています。これは従来からの太陽光発電補助金制度の条件と同じです。

次に、融資対象設備は、太陽光発電設備、ヒートポンプ式電気給湯機（エコキュ－ト）。およびこのいずれかと併せて設置する太陽熱利用設備、蓄電池、断熱化工事、省エネ化工事（冷暖房設備等）です。

気になる融資限度額は、個人あたり、300万円以内で、融資期間は10年以内、融資金利は

1％（融資期間を通じて固定、）保証及び担保は提携する金融機関所定の条件です。

なお、償還方法は元利均等月賦償還または、元利均等月賦償還と元利均等半年償還（ボーナス払い）の併用、もしくは、元金均等月賦償還です。

このソーラーローンの取扱い実施期間は、2015年4月1日から2016年3月31日まで（ただし、受付期間は2016年3月14日まで）で、取扱金融機関は、尼崎信用金庫／池田泉州銀行／大阪信用金庫／関西アーバン銀行／京都中央信用金庫／北大阪農業協同組合（吹田市、摂津市に居住する者に限る）／大正銀行／高槻市農業協同組合（高槻市、島本町に居住する者に限る）／りそな銀行などです。

この融資に関心がある場合、申請書類や申込方法については、大阪府の関連ホームページをご覧ください。

それにしても、金利が1％で10年間固定というのは、太陽光発電を導入するにはまたとない好条件と言えます。

これなら例えば融資限度額一杯の300万円で、年間に支払う利息は3万円程度ですから、無利息に近い感覚と言えるでしょう。

この規模の太陽光発電を導入すれば、かなりの電力量を発電することができますから、売電収入も増えるでしょう。

是非、これを機会に太陽光発電導入を前向きに検討されることをお勧めします。