- 吉野 充巨
- オフィスマイエフ・ピー 代表
- 東京都
- ファイナンシャルプランナー
対象:投資相談
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
- 大山 充
- (シニア・エグゼクティブ・アドバイザー)
5月第一週は騰落が激しい週になりました。日本株は4月末から20,000円を割り今週末は19,379.19円で20,000円回復の見通しが見えていません。
下図は、日本の3市場(東証一部=TOPIX=黄色、ジャスダック=ブルー、マザーズ=紫色)の過去一年(2014年5月8日~2015年5月8日)の騰落推移です。
TOPIXは昨年10月から上昇を続け25%超をつけています。ジャスダック指数は昨年5月に急騰後横ばいを続けています。マザーズ指数は昨年10月に下値をつけたのち横ばいで1月下旬から再度上昇トレンドに入りました。現時点では、海外投資家が買っている東証一部の上昇が優っています。週末NYダウは267ドル高の18,191.11ドルで18,000ドルを回復しました。週明けの日本市場の騰落に注目しています。
今週の騰落率は原則4月30日の終値を使用しています。理由は、5月1日がメイ・デイで英国を除く欧州各国、アジア、南米の各国が休日であったため、実質的に4月30日と5月8日を比較せざるを得なかったためです。中東は普段から金曜日休日が多くなっています。
今週オールカントリー指数は、0.63%上昇しました。先進国のワールドインデックスは、0.92%上昇しましたが、エマージング指数は-1.23%でした。
地域では、ヨーロッパのSTOXX600は1.10%上昇している、一方アジア・太平洋指数は-1.23%下落しています。アフリカ・中東のブルンバークGCC200も-1.00%の下落です。
日本の日経225は-0.72%下落、TOPIXは-0.32%、マザーズも横ばいの-0.08%下落しています。ジャスダック指数は0.33%、上昇しています。
米国の各指数は上昇しましたので、シカゴVIX(恐怖)指数は月末の14.55㌽から12.86㌽に低下しています。
★主要株価指数月間騰落率
今週の先進国株価指数は、アジア各国の株価が下落し、ヨーロッパと北米の株価が上昇しています。
上昇した1位は、アイルランドのISEQで3.02%の上昇、2位はオーストリアのATXで2.59%、3位はドイツのフランクフルトDAXで2.23%の上昇です。
下落した1位はオーストリアシドニー市場のASXで-2.40%、2位は香港ハンセン指数で-1.98%、3位はスウェーデンのストックフォルムOMXの-1.07%、4位はシンガポールのSTIで-1.01%でした。
騰落1位同士の差は、5.42㌽と小幅でした。
新興国・フロンティア諸国は極東3国の株価指数が下げています。
極東地域が下げています。
上昇1位はアフリカボツワナの企業全株指数で3.05%の上昇、2位はロシアのRTSIで2.93%上昇、3位はギリシャのアテネ総合指数で1.95%、4位はインドネシア総合指数で1.88%の上昇でした。
下落した1位は、中国上海総合指数で-5.31%の下落でした。2位はアラブ首長国連邦のドバイ金融市場総合指数で-2.97%、3位は南米コロンビアのCOLCAP指数で-2.08%です。
騰落1位同士の差は8.36㌽です。
★10年国債利回り(長期金利)
今週の10年国債利回り=長期金利は上昇しています。日・独・仏・伊の金利は2桁の上昇です。
米国の長期金利は2.0%を超え2.152%です。FRBの金利利上げは9月へ先送りが確実視されています。
★商品先物価格及び商品指数
小幅ですが、貴金属は上昇、非鉄金属の銅・亜鉛が上昇しています。
原油価格は一服し、ガスは上昇しています。
穀物では小麦が2.03%上昇しています。
CRB指数は小幅な低下、日経商品17種は上昇しています。
文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で、資産配分とボートフォリオの構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。
独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨
FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm
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