新宿皮フ科の思い出 と 地下通路 - 美容医療全般 - 専門家プロファイル

しのぶ皮膚科 院長 院長
東京都
院長 皮膚科医
03-6453-6955
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。
専門家の皆様へ 専門家プロファイルでは、さまざまなジャンルの専門家を募集しています。
出展をご検討の方はお気軽にご請求ください。

新宿皮フ科の思い出 と 地下通路

- good

  1. 心と体・医療健康
  2. 美容医療
  3. 美容医療全般
さあ、

仕事なんか
楽しんじゃえ。



YES!!!


病気で、必死で辛い患者さんとの診療時間かもしれないけど、
病院なんていかないほうがいいに決まってるけど、
病院にこなくちゃダメなら、楽しんじゃおうよ。

お互いに!


一緒に病気、ヤッツケよう!


今月いっぱいで、新宿皮膚科副院長を退職し、来月より、高輪皮膚科・形成外科の院長となります。

新宿への通勤の思い出といったら、なんといっても、この秀悦な看板の数々の、地下通路!


地下通路、スゴイと思う。


雨ニモアタラズ
風ニモアタラズ
雪モ、夏ノ暑サもかんけいない。

で、この快適地下通路を抜けて通っていたのは、白斑というものすごく辛い病気の専門病院でした。



これは、とてもとても辛い病気。
診ているわたしが辛い。



辛い患者さんを前に、わたしができることは、白斑の第一人者の院長の指示通りの治療をすることと、患者さんがめげないように応援すること。

ショッキングピンクの白衣を着て、
とにかく笑って診察した。


院長は新しい治療法を次から次と見つける天才だったけど、わたしは凡人なタダの医者でしかなかった。

だから、それしかしようがなかった。


何人か、思い入れのある患者さんで、お時間がたまたまあった患者さんには、ご挨拶した。





なかなか結果の出ない女の子に、


「ずっと応援してる。ココは白斑では一番の病院だから。絶対大丈夫だから。」


と言った。


「どうしても治したい。なんとか治したいんです」

と泣かれてしまった。


そういうことが何回かあって、サスガに、わたしの免疫力は低下した。



熱が出る。胃が痛い。吐き気がする。


胸が締め付けられる。


思いつく限りの励ましの言葉を、言ってみたけど、今さら何もしてあげられない。  

本当にごめんなさい。



わたしを支えてくれた白斑の患者さまたち、ありがとうございました。
同じ空の下で、貴方を忘れない。
この悔しさを忘れない。

またいつか、地下通路ですれ違う日を待っています。

そのときはきっと、治ってる!
そう思ってます!



⇧早朝に見れる貴重な光景。看板の張り替え。


新宿皮膚科の前の、新しい看板

『ゼッタイ治る』と書いてほしいな。




⇧大好きな院長はじめ、新宿皮膚科のスタッフとの貴重な写真


ありがとうございました。


 
↑ランキングに参加しています。
どちらかクリックいただけますと嬉しいです。


【しのぶ先生 外来担当】

☆ 品川イーストワンスキンクリニック 木曜日外来外来担当 品川駅東口徒歩1分
http://e-onetower.jp/

☆ 高輪皮膚科・形成外科 泉岳寺駅前徒歩5分 9月開院予定











 |  コラム一覧 | 

カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / 院長 皮膚科医)
しのぶ皮膚科 院長 院長

皮膚科医だからこそ提供できる質の高い美容医療を

皮膚科・皮膚外科歴15年。 ヒアルロン酸、ボトックス治療に造詣が深い。 オールアバウト美と健康のガイドでもあり、執筆、テレビ、ラジオ、などのメディア活動も精力的にこなしている。日本アンチエイジング外科・美容再生研究会認定医。

03-6453-6955
※お電話の際は「"プロファイル"を見た」とお伝え下さい。