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- 杉山 春樹
- 株式会社フード&サクセス 会長&事業プロデューサー
- 静岡県
- 飲食店コンサルタント
注目の専門家コラムランキング
対象：飲食店経営
- 平岡 美香
- （マーケティングプランナー）
『ベストを尽くそうではベストは尽くせない』
「人びとは、ベストを尽くそうとしているときには、
ベストを尽くせない。
『ベスト』が具体的に述べられていないので、
『ベストを尽くせ』では、あいまいな目標となってしまうからだ」
この言葉は、目標を設定する際には、
目標をいかに具体的に設定すべきかを表現したものでしょう。
具体的の「具体」を辞書で調べると、
「物事が直接に知覚され認識されうる形や内容を備えていること」と
書かれています。
ですから、「目標を具体的に・・」とは、
「直接に知覚され認識されるようなリアルな数字や言葉」で、
表現することが重要なのです。
カーナビの例で言うと
「目的地をしっかりと点で特定せよ」ということです。
目的地があいまいであれば、
入力そのものができません。
そして、入力ができなければ、ルート検索も、
ルートに沿って車を走らせることもできません。
仮に、大まかなエリアでの入力に、成功したとしても、
目的地に近づくにつれ、道に迷ってしまうことになるでしょう。
ですから、目標は具体的にし、
達成された状態をリアルに想像できるようにすることが重要なのです。
アメリカで活躍する自己啓発作家で
数々の自己啓発セミナーを主催しカリスマ・コーチとして知られる
マーシー・シャイモフも次のように言っています。
「自分を変えるには、まず具体的に、
どのようになりたいのか？
目標をしっかりと持つことです。
つまり、自分の脳に『幸せな状態』をすり込むのです。
『私は、○○ができて幸せです』の形で、
幸せを感じられる状態を、明記してみることです」
また『マスターの教え』の著者：ジョン・マクドナルドも
「私達をとりまく大気の中には、
何万、何億という思想が、いつも飛び交っています。
これは、放送を送り出している何百というラジオ局のようなものです。
確固たる目標をもたない人は、
あらゆるものにダイアルを合わせて、
結局、何を聞くこともできません。
何百という、相矛盾する考え方に、
なすがままにされて、
彼らの人生は、混乱と苦しみで、
いっぱいになっているからです。
一方、確固とした目標を持つ人は、慎重に、
そして、ある１つのことにだけダイアルを合わせます」
と言っています。
いかがでしょうか。
目標は、具体的になっていますか。
そして、それが達成された時のことが明確にイメージできますか。
そのイメージを明確にするものが言葉なのです。
目差す目標が具体化したら、それを言葉にしましょう。
何度も何度も繰り返し、言葉にしましょう。
「言葉はちから」です。
その繰り返し、繰り返し、口にする言葉が
自分の辿り着く目的地をより明確にするでしょう。
その目的地に辿り着く道を指し示してくれるでしょう。
最後に、アメリカの心理学者、
ミハイ・チクセントミハイの言葉を贈ります。
「目標それ自体は、重要ではない。
重要なのは、目標が人の注意を集中させ、
達成可能な楽しい活動に熱中させるということである」
さあ！！、今日も、
「言葉のちから」を信じて、
明るく、元気に、
具体的な目標を口にして
ウキウキ、ワクワク、スキップしながら歩みましょう。
そして、確実に目的地に辿り着きましょう。
大丈夫！大丈夫！
あらゆる点で一層良くなる！
必ず良くなる！
良かった！良かった！
ツイてる！ツイてる！
ありがとう！
素晴らしい仲間達と
共に生き！！
共に歩み！！
共に成長しましょう！！
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