サラリーマンにマンション投資は向かない？？【その２】新築のワンルームマンション投資は失敗する？？

新築のワンルームマンション投資は失敗する？？

今までもよくあった新築のマンション投資。

いわゆる投資マンション業者の王道だ。

最近でも昔と変わらずの販売手法。

特に、こうした場合に自己資金ゼロで買うと痛い目にあう。

ワンルームで2,000万円以上の物件を自己資金ゼロで買うと、そう簡単には儲けがでない。

都内では、賃料が１０万円以上取れるエリアは限られている。

となると、賃料１０万円以下のものは下手すると赤字になる。　

例えば、総額2,000万の物件をフルローンで購入したとする。

まず、2,000万円でローン返済が30年、年利3%とすると、月84,320円。

で、管理費と修繕積立金、固定資産税の月負担は概ね20,000円程度。

この２つを合わせると月105,000円となり、賃料収入より上回ることがわかる。

これに加えて空室率を加味して考えると、長期でマンション保有は難しい。

都内でも空室率は2割は行くので、将来はどうなっているのだろうか…

当方でも売却のサポートを行っているが、ローンの金額が大きいと売る場合も厳しい。

そうした場合、出口はなかなか見いだせないのが現状だ。

早い時期に預金の持ち出しをしてでも売却をした方がいい場合もある。

以前、相談に来られた方の中には３０年保有することが自身の中で前提になっていた。

ローン完済後の３０年以降、年金代わりで賃料が入ると…

マンションの３０年後はだれも予測できない。

建築を知る人ならわかるはずだ。

修繕にお金がかかり、入居も厳しくなれば賃料は下落、

ローンの金利上昇で返済もままならない。

不動産投資の指南本もかなり多く出回っている。

どれも簡単に成功するようにしか書かれていない。

しかし、実態はそう簡単にはいかないことを肝に命じるべきだろう。

サラリーマンには不向きなものもある…

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