2015年3月31日(金) 株価指数・長期金利・商品先物価格月間騰落率 - 投資相談全般 - 専門家プロファイル

吉野 充巨
オフィスマイエフ・ピー 代表
東京都
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月23日更新

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2015年3月31日(金) 株価指数・長期金利・商品先物価格月間騰落率

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日本では平成26年度から平成27年度へと年度が替わりました。
今回は、日経225平均(黄色)と世界全体の株価指標を示すオールカントリーワールドインデックス(ブルー)、そして世界の投資家のベンチマークとされるS&P500(紫色)の年間登録推移をグラフ化しました。期間は2014年4月4日~2015年4月3日(S&Pは4月2日)です。

150403日経225オールカントリーインデックスSP500年間騰落推移

世界全体の株価は3.13%の上昇でした。2014年10月はマイナスに陥りましたが、本年2月からプラス圏に入りました。
世界の投資家のベンチマークとされるS&P500は去年10月に一時的にマイナスをつけましたが、その後急騰し12月以降は横這いでしたが、年間では10.87%上昇しています。
日本を代表する日経225平均は年度初めは大きくマイナスとなり、10月までは一進一退を続けていました。10月の急落・急騰を演じた後順調の値を伸ばして、年度では26.91%上昇という結果を残しています。日本株に集中的に投資している方にとって、26年度も大きな利益が出ています。国際分散投資の投資家にとっても、アセットとしての株式は収益に貢献した年度となりました。

先進国全体の株価を示すMSCIワールドインデックスは年度で3.85%の上昇、新興国のエマージングインデックスは-2.74%でした。新興国に注力した方にとっては、良い年度にはなりませんでした。

今回のコラムは3日遅れになりますが、3月の月間騰落をお伝えします。

好調であった米国株が当月は下げ、カントリーリスクの高まり、イエメン内戦の混迷とアラブ・スンニ派諸国連合の空爆開始等エマージング諸国の下げにより、3月のオールカントリー指数は-1.78%の下落です。また、米国株の下げの影響が大きく、先進国のワールドインデックスも-1.81%でした。エマージング指数も-1.59%で株価は調整の月となっています。地域では、欧州株式が上昇しSTOXX600指数は1.30%の上昇でした。アジア・太平洋地域は横這いの0.05%です。中東・アフリカのブルンバーグ200指数は-6.33%と大きく下げています。

米国株は下げていますが、SP500の動きは小さくシカゴのVIX指数は2月末13.34が3月末15.29の小幅な上昇に留まっています。

日本株は当月上昇しています。日経225平均は2.18%上昇、TOPIXも1.26%、ジャスダック指数も2.57%上昇しました。が、マザース指数は小幅ですが-0.13%下落しています。
一方、東証リート指数は-2.16%でした。

★主要株価指数月間騰落率
先進国の株価指数、欧州地域の上昇と北米の下げが対照的です。

150331先進国株価指数月間騰落率

上昇1位はデンマークのコペンハーゲン指数で5.48%の上昇、2位は僅差でイスラエルのテルアビブ100指数が5.47%の上昇、3位はドイツのフランクフルトDAXで4.95%の上昇です。

下落した1位は英国のFTSE100で-2.50%、2位はカナダのS&Pトロント総合指数で-2.18%の下落、3位は米国のニューヨーク工業株30種平均(NYダウ)で-1.97%でした。

上昇1位、下落1位の差は7.66㌽です。

新興国及びフロンティア国の多くの指数は下落しました。

150331新興国およびフロンティア国月間騰落率

上昇1位は 中国の上海総合指数で13.22%と急騰です。2位も二桁の上昇でアルゼンチンのメルバル指数が12.87%上昇しています。3位はハンガリーのブタペスト証券取引指数で8.12%の上昇です。

一方下落1位は€各国と条件闘争中のギリシャのアテネ総合指数で-11.93%と急落しています。2位はパキスタンのカラチ全株指数で-10.03%の2桁下落です。3位はアラブ首長国連邦のドバイ金融市場総合指数の-9.06%でした。

トップ同士の差は25.15㌽という大きな差になりました。

★10年国債利回り(長期金利)
株価の下落を受けて欧米主要国の利回りは大きく低下(価格は上昇)しました。日本の10年国債利回りは4倍になっています。一方ドイツ国債の利回りは-46.64%と大きく下がっています。

150331主要長期国債利回り月間変化

★商品先物価格及び商品指数
NYの金とプラチナは再び下がり、NY原油は47.60㌦と50ドルを割り、北海ブレントは-12.19%も下がりました。
非鉄金属は銅と円が上がり、アルミニュウムは値下がりしています。
3月のCRB指数は-3.57%の下落でした。

150331主要商品先物価格および商品指数月間騰落率

文責
保険や投資信託を販売しないファイナンシャル・プランニングの専門家。あなたのセカンドライフ・プランに適した期待リターンとリスク許容度で、資産配分とボートフォリオの構築を口座開設から銘柄選定までサポートします。
独立系顧問料制アドバイザー(商品を販売しないアドバイスの専門家)
吉 野 充 巨

FP学会 会員
プライマリー・プライベート・バンカー日本証券アナリスト協会認定
ファイナンシャル・プランナー:日本FP協会認定CFP(R) 
一級ファイナンシャル・プランニング技能士
宅地建物取引主任者
ロングステイ財団登録ロングステイアドバイザー
独立系顧問料制アドバイザーの紹介
http://profile.allabout.co.jp/w/c-64005/
http://mbp-tokyo.com/officemyfp/column/12298/
http://www.officemyfp.com/komonryouseiadviser.htm

『このコラム又は回答は、投資判断の参考となります情報の提供を目的としたものであり、有価証券の取引その他の取引の勧誘を目的としたものではありません。
投資による損益はすべてご相談者及び読者ご自身に帰属いたします。
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