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- 杉山 春樹
- 株式会社フード&サクセス 会長&事業プロデューサー
- 静岡県
- 飲食店コンサルタント
注目の専門家コラムランキング
対象：飲食店経営
- 平岡 美香
- （マーケティングプランナー）
『社会を明るく照らす人財になる』
入社式のニュースがテレビから流れています。
入社式・・、入学式・・と
この時期、新天地へ旅立つ方も多いのではないでしょうか。
そこで、今日は新しい環境に出発（たびたつ）方々に
次のメッセージを贈りたいと思います。
「一隅（いちぐう）を照らす、これすなわち国宝なり」
これは天台宗の開祖、最澄の言葉です。
意味は、自分自身の置かれている場所や立場で最善を尽くし、
自らを輝かせる人財となりましょう。
そのような人財は
社会をも明るくする国の宝である。
ということのようです。
皆さんの中にもこの言葉を耳にされた方が
おられるのではないでしょうか。
しかし、この言葉の前には
「怪寸十枚これ国宝にあらず」とあります。
全文は、「怪寸十枚これ国宝にあらず、
一隅を照らす、これすなわち国宝なり」です。
怪寸とは金銀のことです。
つまり、金銀財宝が国家の宝ではなく、
一隅を照らすような人財こそが国家の宝だと言っているのです。
今の社会、「カネ儲けたやつがエライ」みたいな空気がありますが
私は決して「カネ儲けが悪い」とは思っていません。
自分の能力を活かすために
「カネ儲け」をどんどんやって欲しいと思います。
しかし、「カネ儲けを最優先」にしては欲しくないと思います。
「何のためにカネを儲けるのか？」を優先しないと
「カネに流される人生」になるのではないでしょうか。
さて、話を「一隅を照らす、これすなわち国宝なり」に戻しますと
最澄は次のように言いたかったのではないでしょうか。
「ひとりずつが自分の持ち場で全力を尽くせば、
社会全体が明るくなり良くなりますよ」と・・
これは会社や職場でも同じ事ではないでしょうか。
会社は社長の交代とか、
組織改革、戦略の変更だけで
決して変わるものではありません。
遠回りに見えても、
自分の持ち場でコツコツと
“一隅を照らす” 努力を積み重ねていく事が大切なのです。
自分が一隅を照らす人財になることです。
すると、その光に影響されて、周りも明るくなり
一隅を照らす人財になろうとする人が現れてくるのです。
すると、職場の雰囲気も変わり、
会社も変わるのです。
一人一人がそれぞれの責任分担で、
自分の持ち場を照らそうとするとき、
初めて改革が広がるのです。
だから、「私なんか一人が頑張っても会社なんて変わらない」
「個人の頑張りでなんかで社会は変えられないよ」などと考えずに
自分が「一隅を照らす人財」になろうと決めましょう。
「言葉はちから」です。
その強い決意が、自分の変え、人を変え、職場を変え、
社会を変える力となるのです。
さあ！！、今日も、
「言葉のちから」を信じて、
明るく、元気に
「私が一隅を照らす人財になる」の掛け声で
ウキウキ、ワクワク、今、目の前にことに・・
与えられた仕事に・・全力を尽くしましょう。
全ての人が自らの持ち場で、
一隅を照らす努力をしたなら社会は変わるでしょう。
みんなで社会を明るく照らす人財になりましょう。
大丈夫！大丈夫！
あらゆる点で一層良くなる！
必ず良くなる！
良かった！良かった！
ツイてる！ツイてる！
ありがとう！
素晴らしい仲間達と
共に生き！！
共に歩み！！
共に成長しましょう！！
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