- 荒川 雄一
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
- 東京都
- 投資アドバイザー
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対象:お金と資産の運用
こんにちは!
はじめに私事ですが、2月末に行われた東京マラソンに初出場し、無事“完走”することができました。
※タイムは、4時間32分でした。
36000人のランナーと1万人のボランティアで開催された日本最大級のマラソン大会は、やはりスケールが違います。
銀座、浅草、お台場など、東京の目抜き通りを走れることも、倍率10倍を超す人気の秘密だと思います。
今回実際に走って感じたことは、思いのほか外国人の参加者が多かったことです。さすが、2013年から「ワールドマラソンメジャーズ」に仲間入りしただけのことはあります。
アジアに限らず、南米、欧米などから多くのランナーが参加していました。
観光立国、インバウンド需要を狙う日本にとっては、このような魅力的なイベントを、東京だけでなく、各主要地域で開催していくことが、今後の重要なキーワードではないかと、改めて感じる機会となりました。
さて、本題ですが、日銀の資金循環統計によれば、家計に占める外貨建て金融資産の残高が約46兆円を超え、約7年半ぶりに過去最高となりました。
リーマンショック後は一時落ち込みましたが、昨年の日銀による量的金融緩和により、「外貨投資」に拍車がかかったようです。
内訳をみると、投資信託を通じた外国証券投資が約30兆円、外国株式や外国債券への直接投資が約10兆円、外貨預金が約6兆円となっています。
日本のみならず、世界的な金融緩和により、世界株や債券価格が上昇したことも、追い風となっています。
とはいえ、課題が無いわけではありません。
というのも、外貨建て投資を増やしているは、富裕層や資産を持つ高齢者が大半だからです。
本来、今後の「資産形成」に取り組まなければならない若年層からミドル世代にかけての投資は、さほど伸びていません。
冒頭申し上げた通り、日本も“リアル”に国際化が進んできています。
将来に備えた「通貨分散」、そして「海外分散」は、必須の時代が近づいてきました。
まずはできることから、“一歩”を始めてみてはいかがでしょうか。
マラソンも“一歩”の積み重ねです(笑)
それでは、今週末も平穏な日々となりますように!
このコラムの執筆専門家
- 荒川 雄一
- (東京都 / 投資アドバイザー)
- IFA JAPAN 株式会社 代表取締役社長兼C.E.O.
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