- 岡本 興一
- ウィジット株式会社 代表取締役
- ITコンサルタント
対象:ITコンサルティング
この時、複数の業者に出すことをお勧めします。
競争の原理が働いた方が、より適正価格で調達できる可能性が高くなるからです。
もちろん、必ずしも当てはまらないこともあります。
長年のつきあいから、ここに頼んだ方がよいということもあるでしょう。
そうしたことも、RFIの結果などを加味して、検討していただければと思います。
この見積もり依頼をする時、RFP(Request for Propssal) :提案依頼書 と呼ばれるものを作成します。
ここには、今まで作ってきた資料を出来る限り記載します。
経営戦略、IT戦略、As Is Model, To Be Model, フローチャート 等です。
また、これらに加えて、システム化の範囲を明記した「要件定義書」を付けます。
この要件定義書には、機能のみならず、機能外要求についても明記することが重要です。
また、RFPとしては、導入目的、期待効果、数値目標 等も明記すると、見積もり内容を検討する上で、非常に有効な資料となります。
また、要件定義書の説明会を開き、公開入札形式とすることをお勧めします。
その場合、各業者から出てきた質問については、まとめて全業者に対して公開し、同じ質問、疑問を解消できる様にすることも検討してもよいでしょう。
さらに、想定している予算規模について明記することも一考する価値があります。
ある意味、諸刃の剣となりますが、予算規模が明記されている方が、業者側も提案内容を絞りやすいということもあります。
案件内容に応じて、その当たりを判断してください。
提案依頼から、提案書提示までの期間ですが、規模にもよりますが、2週間〜3週間程度の期間をとてとくことをお勧めします。
短すぎても長すぎても、詳細に検討してもらえないことが多いからです。
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岡本興一