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- 杉山 春樹
- 株式会社フード&サクセス 会長&事業プロデューサー
- 静岡県
- 飲食店コンサルタント
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対象：飲食店経営
- 平岡 美香
- （マーケティングプランナー）
『夢と希望を失わない』
「はしごを昇って、天井を虫眼鏡で見てごらん」
部屋の中央に置いてあるはしごを
観客が昇って天井を虫眼鏡で覗くという作品。
これは、アーティスト、オノ・ヨーコの
『Ceiling Painting』という作品です。
１９６６年１１月９日
ロンドンのインディカ画廊で彼女はこの作品を発表しました。
画廊にフラッと訪れたある男性が、
はしごを昇り、天井を虫眼鏡で覗きました。
そこに書かれていた文字に、
その男性は「救われた」と語っています。
これが、あのジョンレノンと
オノヨーコの初めての出会いでした。
二人が付き合うきっかけにもなったこの作品。
天井には、とても小さな文字で
『ＹＥＳ』と書かれていました。
それは、どんなときでも、
何が起きても『ＹＥＳ』と、
ものごとを肯定的に捉える、
オノ・ヨーコの作品を象徴する言葉でした。
ジョンの「つきあってくれる？」の言葉に
オノヨー コは、きっと小声で「ＹＥＳ」と答えたのでしょう。
『Ceiling Painting』という作品は
オノヨーコが、人生のドン底のときに作ったものです。
人生のドン底のなかでも、
『ＹＥＳ！』と前向きに
自分の運命に立ち向かおうとする
彼女の決意を込めた作品だったのです。
以前に読ませて頂いた本に、こんなエピソードがありました。
アメリカ、ニューヨークでの話です。
やることなすこと全てが上手くいかず
「死のう！」と考えた男が
最後の食事はレストランでと思い、
一件のレストランに入りました。
そして、料理が出て来るまでの間、
考え深く窓から街の光景を眺めていると
一つの言葉が目に入って来ました。
彼は、その言葉を見ると勇気が湧き、
「よし、もう一度やってみよう！」と決意をしました。
その後、
彼の事業は成功を収め充実の人生を送ったのです。
では、彼に勇気を与えた、その言葉とは・・、
『Ｉ ＣＡＮ』、（私にはできる）でした。
ビルの屋上に掲げてあった「ＡＭＥＲＩＣＡＮ」
と言うネオンの一部が
窓の扉に邪魔されて、
彼の目に飛び込んで来たのが
「ＩＣＡＮ」と言う文字だったのです。
この二つのエピソードが私たちに教えてくれるのは、
どんな逆境の中にあっても、
「生きる！！」と言う希望を棄てなければ
神は「チャンス」を与えてくれると言うことではないでしょうか。
私たちの長い人生においては、
思わぬアクシデントが起き、
お金や家・・、あらゆる財産を・・、信頼や信用を・・、
時には家族や友人を失うことがあるかも知れません。
しかし、どんな時も、
『希望』だけは失ってはならないのです。
私たちは、どんなに豊かでも
『夢と希望』を失った時に『死ぬ』のです。
だから、どんなときも、何が起きても、
『ＹＥＳ、Ｉ ＣＡＮ』（はい！、私にはできる）と
自分に何度も、何度も、繰り返しましょう。
※『ＹＥＳ』とは自分の心に素直に・・、
真っ直ぐに・・寄り添うことです。
「言葉はちから」です。
繰り返し、繰り返し、口にする言葉が勇気を与え、
新たな道を・・、新しい人生を・・切り拓くことでしょう。
さあ！！、今日も、
「言葉のちから」を信じて、
明るく、元気に、
『ＹＥＳ、Ｉ ＣＡＮ』の言葉で新たな道を切り拓き
ウキウキ、ワクワク、栄光の人生を築きましょう。
大丈夫！大丈夫！
あらゆる点で一層良くなる！
必ず良くなる！
良かった！良かった！
ツイてる！ツイてる！
ありがとう！
素晴らしい仲間達と
共に生き！！
共に歩み！！
共に成長しましょう！！
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