◆あの神様とライフオーガナイズ

インテリアコンサルタントの石井純子です。
ライフオーガナイズからインテリアコーディネートまで、ステップに応じてアドバイスしています！

思わぬ発見！

インドの大衆神、ガネーシャをご存知ですか？

人間の身体と象の頭、４本の腕を持つ神様です。

かつてベストセラーになったこちら、読んだ方も多いと思います。

第二弾もありますね。

夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神/飛鳥新社

そして、最近発売された第3弾。

今度は女性が主人公です。

夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え/飛鳥新社

この不思議な神様、ガネーシャからの課題をこなすうちに、主人公が少しずつ変わってくるという物語です。

ふざけたような口調のガネーシャですが、奥の深い言葉と解説で、楽しみながら、笑いながら、納得する、という不思議な感覚を味わえると思います。

この最新版の中で、

あれ？またこれもライフオーガナイズみたい

と感じる箇所がありました。

一番最初に出された課題。

それは

「自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、必要のないものは捨てる」

というもの。

ライフオーガナイズでは捨てることを推奨はしていませんが、この課題の意味は、自分にとって必要なものを選べるようになるということです。

「ちょっと欲しいもの」や「なんとなく好きなもの」に囲まれている生活では、本当に欲しいものを得ることはできない。

そして、なんとなく見ているテレビやなんとなくしているゲームに費やしている時間は、本当に必要なのか。

部屋の大きさが限られているように、自分の持てるものも、生きている時間も、全部限られている。

自分にとって必要なものを選ぶということは、自分が何を好きなのか、何に価値を感じるのか、何が楽しいのか、それをわかっていることが前提です。

でなければ、やっぱり『なんとなく必要な気がするもの』だらけになってしまいますね。

自分のことは、案外自分でもわからないもの。

自分のことを考えることが、つまり、自分の思考の整理に繋がります。

ライフオーガナイズが、物や空間の整理よりも、まずは思考の整理から始める、ということはまさにこのことでもあるのです。

それにしても、まさか象とライフオーガナイズにも共通点があったとは！

夢をかなえるゾウのシリーズも良いですが、こちらもおススメですよ！

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