- 茅野 分
- 銀座泰明クリニック 院長
- 東京都
- 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医)
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03-5537-3496
対象:心の病気・カウンセリング
特に何もしない
うつ病の療養と言っても、特に何もすることはありません。むしろしてはいけないことの方が多くあるのかもしれません。回復期ならば良いですが、うつ病の極期というのは何かすると、疲れてしまうだけなのです。例えば、本を読んだり、テレビを見たり、ネットをしたりといった、視覚を使う行為はかなり脳・神経が疲れてしまいますので避けましょう。外出や運動も具合が悪い時は体力を消耗するばかりとなります。
従って、療養当初はとにかく、のんびりと雲の流れを眺めたり、鳥のさえずりを聞いたりする程度が良いでしょう。最近、流行のヒーリングミュージックを流したり、アロマを漂わせたりするのは悪くありませんが、要は、本人が心地良く感じるかどうかです。子供やペットでさえも、可愛いと思える時と、うっとおしく感じてしまう時とがあるのです。(続く)
銀座泰明クリニック
このコラムの執筆専門家
- 茅野 分
- (東京都 / 精神科医(精神保健指定医、精神科専門医))
- 銀座泰明クリニック 院長
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