住宅ローンの審査に落ちてしまったら・・・。 - 住宅ローン審査 - 専門家プロファイル

柴垣 和哉
柴垣FP事務所 代表
和歌山県
ファイナンシャルプランナー

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閲覧数順 2024年04月18日更新

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住宅ローンの審査に落ちてしまったら・・・。

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ファイナンシャルプランナーの柴垣です。

 

当事務所には一度銀行に審査を断られた方や、不動産業者が提携する金融機関に断られた方からの住宅ローンの審査についての相談を受けることも多いです。

 

もし、住宅ローン審査に落ちてしまったが、もう一度審査に申し込もうとする場合にどういったことを確認すべきなのでしょうか。

 

●年収負担率は大丈夫?

年収負担率とは1年間の住宅ローンの返済額が年収の何%になるかを表したものです。

 

通常の住宅ローンでは一般的に年収負担率について、

 

・年収400万円未満 … 30%以下

・年収400万円以上 … 35%以下

 

を借入条件にしている場合が多いです。

原則、この年収負担率を超えてしまうと借入できません。

 

この年収負担率は住宅ローンだけでなく、車のローンやカードローンの返済額も考慮されますので注意が必要です。

 

 

●個人信用情報を請求することも検討する。

住宅ローン審査に受からない理由として比較的多いのが、過去のカードの引き落としや支払いの延滞履歴や未払い金があるときです。

 

こちらは個人信用情報を請求すれば開示してくれる機関がありますので、そちらへ開示請求することでご自身の個人信用情報として過去に延滞履歴がないか、未払いのものがないかを調べることができます。

 

個人信用情報を開示してくれる機関としては、

 

・JICC

・CIC

・全国銀行個人信用情報センター

 

があります。

 

延滞履歴はどうしようもありませんが、未払い金など審査の問題になりそうなものについては、完済しておくなり対処しておく方が無難でしょうね。

 

●家族と収入合算し、二人で返済していく意思を見せる。

世帯主単独で審査を申し込むよりも、配偶者や親族と収入合算という形で申し込む方法もあります。

 

単独で申し込む方よりも収入がある配偶者や親族と一緒に申し込む方のほうが「二人で返済していきますよ。」という意思を示すことになるので、可能性は広がる場合があります。

 

 

以上、住宅ローンの審査に落ちてしまった場合の対処法について書きましたが、審査に受かることももちろん大事です。

 

しかし、住宅ローンを組むことがゴールなのではなく、組んでからがスタートだと思います。

 

住宅ローンの返済は今後30年近く続いていくものですので、返済計画はしっかり立てるようにしていただければと思います。

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