Tea time コラム(私の好きなメッセージ)⑰ - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月19日更新

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Tea time コラム(私の好きなメッセージ)⑰

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「ゆらぎ」の勇気

 

 

 

ノーベル賞科学者、イリヤ・プリゴジンが、

一つの言葉を遺しています。

 

 

 システム内の小さなゆらぎが、

 システム全体の大きな変動をもたらす。

 

 

そして、現代科学の最先端、「複雑系」の研究においても、

この性質が、物理や化学のシステムだけでなく、

企業や市場や社会などのシステムにおいても、

しばしば支配的な性質となることが指摘されています。

 

 

そのことから、未来学者、アルビン・トフラーは、

『戦争と平和』という著書の中で、

「世界はプリゴジン的性格を帯びつつある」と称し、

世界の片隅での小さな紛争が、

世界全体を巻き込む大戦争を引き起こす可能性があることに、

警鐘を発しました。

 

 

たしかに、現在の世界の情勢を見つめ、

このトフラーの予言を思い起こすとき、

我々は、この「ゆらぎ」という言葉に、

言い知れぬ「不安」を覚えます。

 

 

しかし、この「ゆらぎ」という言葉を

さらに深く見つめるとき、我々は、

そこに、一つの「希望」があることに

気がつきます。

 

 

なぜなら、我々の生きるこの世界において、

小さなゆらぎが大きな変動をもたらすことが、

もし、本当に起こるのならば、

 

 

一人の社員が、企業に革新をもたらし、

一人の起業家が、市場を大きく進化させ、

一人の社会起業家が、この社会を変革する。

 

 

そうしたこともまた、起こるからです。

 

 

そして、もしそうであるならば、

いま、我々に求められているのは、

 

 

自らが、その「ゆらぎ」となる、

小さな勇気なのかもしれません。

 

 

 

 

 

(※「自分であり続けるために」 田坂広志 著 より)

 

 

 

 

 

 

こういうモコモコした雲も、何か味わいがあって良いですね♫

(^^♪

 

 

 

「何かを変える」というのは、とても勇気の要る事なので、誰もが避けたがり「誰かがやってくれる」のを待ってしまう・・・。

あなたも、そうではありませんか?

(^^;

 

 

「変えたい」と思っても変えられないのは、「誰もが面倒くさがり、責任を取りたくない」と思う、人間の性(サガ)からなのでしょうけれど・・・。

 

でもその「保身体質」「依存体質」でいる限り、何かを変えて行く事というのは不可能なのですね~。

(^^;;

 

 

 

 

 

 

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カテゴリ このコラムの執筆専門家

(東京都 / クラシックバレエ教師・振付家)
舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年