親の教育とコンプレックスとの繋がり ① - 心・メンタルとダイエット - 専門家プロファイル

舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ
東京都
クラシックバレエ教師・振付家

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対象:ダイエット

佐久間 健一
佐久間 健一
(ボディメイクトレーナー)

閲覧数順 2024年04月22日更新

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親の教育とコンプレックスとの繋がり ①

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最近の私は、人様から勉強させて頂く事の中で、ハッキリと視えている事があります。☆彡

 

それは、大人から子供まで、多くの方が抱える「コンプレックス」というものは、例外無く自分の親 (或いは育ててくれた人) から受けた「教育の影響」が、とてつもなく大きいという事です。(; ̄O ̄)

 

・・・あ、でもこれは、現在親御さんである方達も、且つては子供の立場だったのですから、ご自分を「子供の立場」で読んでみて下さいね。

「親である自分」だけの視野で読まれて、決してご自分を責めないで頂きたいと思います。(笑)

 

これは長年の「連鎖」で生まれている現象なのですから、最終的には「誰かのせい」という事ではなく、究極は皆が「各自の責任」になるので、それぞれに「誰かのせい」になさらず、「自分への気付きの為」という視点で捉えて頂きたいと思います。

_(_^_)_

 

 

では、お話しを続けます♫ (^^♪

 

親の立場である者も、子供の立場である者も、その "無意識" に抱えたトラウマが「コンプレックス」の元凶になっており、

それが元で、その方の人格=思考癖を "無意識" に生んで行き、強いてはその人の「生き方」に影響を与えているのです。

それは、ご本人や親御さん達が考えるよりも、かなり多大な影響を受けているし、与えているのです。(気付いておられたら、人間はこんなに親子関係や人との付き合いには、そんなに苦労はしないはずです!?)

(; ̄O ̄)

 

子供が、親から育てられる中で与えられた(というか、勝手に思い込んだ?)トラウマというものは、

 

「お前は駄目な奴だ」とか

「お前が悪い(兄弟姉妹という立場から生じる不公平感含む)」

「お前がいるからこうなる」

「お前など生まなければ良かった」

「お前が○○だったら良かったのに」

「親の言う事を聞くお前なら認める ( ※子供が自分の正直な思いを伝えると怒られたり、親の望む事をした時にしか褒められないなどの体験から、そう感じてしまう事含む) 」

 

 

という様な、何気ない(或いは意図して発せられた)親の一言から、子供は自分というものを、自分でもそう感じてしまい、

その傷付いた心や、自分で誤魔化したり諦めたりした心がトラウマになり、それが無意識に「自分は人から認めてもらえない」というコンプレックスに繋がり、子供の心に色々な思考癖が生じて来るのです。

 

 

「親に認めてもらう為」に、自分のしたい事ではなく、"親の喜ぶ事" を自分の行動の基準にしてしまうケース。

「親に認めてもらえない自分」というものから自分に罪悪感を持ってしまい、生きる活力を失ってしまうケース。

「親に認めてもらえない」苛立ちが、暴力(言葉の暴力含む)や意固地な態度として、表に出て来るケース。

「     〟      」悲しみが、落ち込みや鬱として内向してしまうケース。

「     〟      」寂しさからの逃避で、快楽や妄想癖などに逃げてしまうケース。

 

etc, etc・・・

 

そして、そういう無意識に植え付けられた感覚が、その子の生きる「基準」となり、何かに取り組む度に、その思考癖が付いて回るのです。

 

それは家庭内のみに留まらず、外の世界(社会)の中でも、子供が他人に対する態度にもなってしまい、

そして、それを解消できないまま親になりますと、それが又無意識に、その方が子供を教育する時の「根」になって行ってしまうのです。

(・□・;)

 

親から植え付けられた価値観というものを、人は良くも悪くも、そうして引き継いで行ってしまうのですね。

 

勿論、引き継がれるものの中には、素晴らしいものも沢山有ります!

沢山有るにも関わらず、では何故世の中には「コンプレックスを抱えて生きる方が、こんなに多いのでしょうか?」という現実も、私達は直視しなければならないのではないかと思うのです。

でなければ、苦しみの連鎖が終わらないからです。

_(_^_)_

 

 

親に認めてもらいたがる「優等生タイプ」が、自分から自発的に何かを始めるという事が苦手(怠惰)になってしまうのは、

過去に親との関係から生まれた "自分のしたい事をすると、自分は認めてもらえない"  "叱られない様に、相手に言われた事だけこなす" という思考癖からですし、

 

親に「苛立っているタイプ」は、他人に対しても行動や考え方が暴力的(言葉の暴力含む)になったり、意固地で頑固になったり、へそ曲がりになったり、

 

「 悲観的になっているタイプ」は、いつも罪悪感に苛まれているのでエネルギーが中から出て来ず、行動も思考もネガティブになってしまう。 

 

又、「寂しがり屋のタイプ」は、他人に対して「親からもらえなかった」ものを求める様になりますが、他人は親ではなく、本当の解決にはならないので、結局誰と何をしても満たされない不毛な思いを抱えてしまうタイプとなり、

 

「寂しさを紛らわすタイプ」は、快楽(買い物依存・異常な食欲・異性関係・タバコ・お酒・ギャンブルなど)に走ったり、自分の妄想の世界に逃げ込むので、現実と向き合えなくなってしまう "逃避思考癖" を持つ様になってしまうのです。

 

 

この様な、様々なネガティブな思考癖を生む原因をシンプルに一言で言いますと、

「自分で自分の事が好きでない(認めていない)」という事ですね。

( ; _ ; )

 

 

でもそのコンプレックスは、自分が生まれてから初めて出会う人間である「親」から植え付けられてしまう「自分が自分に思うイメージ」なのです。(^^;

 

 

そして怖いのは、それを「無意識」に私達は根に持っているという事です。

世間ではそれを「洗脳」という言葉で表現します。

(; ̄O ̄)

 

 

この「親からの洗脳」というものを、現在 "親" という立場の方達も自分の事として捉え、子供の立場である者含めて、各自が自分で解いて行く事が、全ての人間関係を改善する道に繋がっていると私は思うのです。

《゚Д゚》☆彡

 

では、どうやってその「洗脳」を解いて行ったら良いのでしょうか?

 

それは、次回のコラムでお話しする事に致しましょう♫

(^^♪

 

 

 

 

 

 

何か、ちょっと威圧感を感じる様な雲模様~!? (^^;

これは「洗脳」のイメージにピッタリ!?(笑)

 

 

 

 

 

 

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舞踊家(クラシックバレエ) 元プロバレリーナ

natural & elegance

長年プリマとして国内外で活躍。現役引退後は後進の指導とバレエ作品の振付けに専念。バレエ衣裳や頭飾りを作り続けて得たセンスを生かし、自由な発想でのオリジナルデザインの洋服や小物等を作る事と読書が趣味。著書に「人生の奥行き」(文芸社) 2003年